水温:22.0度
今日の漁協前の川の様子です!!
今日から高瀬堰より下流域は禁漁区となっています。
高瀬堰より下流域は、アユの産卵場所となっており、今日は、これから産卵を迎えるアユたちをカワウの食害から守るための対策をしました。
2グループに分かれての作業です。
まずは、禁漁区のテグス張り
釣りクラブの頼もしい方々にご協力いただき、リールでテグスを張ってもらいました。
今日一日で約35本のテグスを張っていただきました
ありがとうございます
つぎに、高瀬の上にあるカワウのねぐらにドローンを使ってテープを張りました。
漁協理事と職員、そして宇賀ダムに引き続き、県の水産課さんと市の水産課さん、内水面漁連の方々に協力していただきました。
内水面漁連さんのドローンをお借りし、県の水産課さんに指導してもらって漁協の職員がドローンを飛ばします。
舟でねぐらになっている樹木の下まで行き、川側からドローンを飛ばします。
びっくりしたカワウ達が一斉に飛び立ちました。
対岸側から見るとカワウの糞で木が白くなっているのがよくわかります。
朝は風もなく、今日は早々にテープを張れると思っていたら、徐々に風が強くなり、
テープが風で、川のほうに飛ばされるため、うまく樹木にテープが絡まらず川に落ちてしまいます。
4回チャレンジ後、舟を降り今度は陸の道路側から飛ばし、全部で5本張る事が出来ました。
まるで威嚇するように私達の上を飛びながら、ねぐらのまわりを旋回しています。
高瀬のねぐらには約100羽のカワウがいました。
釣りクラブの方には、午後からもテグス張りをしていただき、理事、職員チームは、もう1か所の新たにねぐらになっている、共栄橋上流の川平近くの右岸側の樹木に、テープ張りを行いました
樹木がカワウのフンで白くなっています
残念ながら、風が強くなり1本のテープしか張ることが出来ませんでしたが、ドローンにびっくりしたカワウたちは下流へと飛び立ち着水しました
100匹ぐらいカワウがいました
テープを嫌がり、上空を旋回しているカワウたちです
テープ張りの最中に、川の中に丸く黒くなって、いくつもの水紋が出来ているので、『何』と思っていると、アユの大群が飛び跳ねながら、ゆっくりゆっくりと、下っていきました
その後、宇賀ダムへと調査に行きました。湖水へ3羽のカワウがいましたが、テープを張った樹木一帯にはカワウが止まっていませんでした
テープ張りによるカワウの追払い対策の効果がありましたが、ここにいたカワウたちはどこに行ったのでしょうか
カワウの数を減らしたいです