静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

53期生の思い出 12月A

2023年03月24日 09時37分46秒 | 日記

3月24日 木曜日

53期生の思い出の続き、今回は12月です。11月18日に焼津港を出港した遠洋航海実習は、気仙沼での上陸研修と活餌(イワシ)の積み込みを終え、11月30日からマリアナ海域にて7日間のカツオ一本釣り実習を行いました。

餌運び

魚見

 

約7トンのカツオを釣り上げました。

かつお切り

朝のシフト

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は3月27日(月)、28日(火)を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)もしくは電話(0546270219)でお願いします。

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53期生の思い出 11月

2023年03月23日 09時47分46秒 | 日記

3月23日 木曜日

53期生の思い出の続き、今回は11月です。11月の後半は遠洋航海実習があったため、学園での授業は前半のみでした。航海専攻、機関専攻それぞれの授業のほか最後の水産技術の授業ではカツオ一本釣り漁業のおさらいをしました。

水産技術授業

 実習はクロスロープと六分儀の自習がありました。

六分儀実習

11月15日には遠洋航海実習の乗船式がありました。約一か月間お世話になる実習船「やいづ」の乗組員の皆さん、焼津水産高校の先生、専攻科の生徒とはこの日が初顔合わせでした。 翌16日の朝は、生徒達が船に積み込む個人の荷物を持って、学園から出発しました。それから2日間「やいづ」船内で停泊実習を行い、18日に多くの関係者や保護者に見送られ焼津港を出港しました。

停泊実習

出航式

翌19日の午後に気仙沼港に入港し、22日まで上陸研修を行いました。

朝の体操

気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館の見学をした際には、震災当時の気仙沼市の映像を見たほか、震災の語り部さんの話を聞いてきました。地震や津波の怖さを改めて知り、何気ない普通の生活を送れていることが、どれほど幸せなことか感じることができました。

東日本大震災遺構・伝承館見学

復興記念公園

阿波山登山            

翌23日は餌場にて、カツオ一本釣りに使用する活餌(イワシ)の積み込みを行い、25日に漁場であるマリアナ海域に向けて出港しました。

 

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は3月27日(月)、28日(火)を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)もしくは電話(0546270219)でお願いします。 

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53期生の思い出 10月

2023年03月22日 10時23分05秒 | 日記

3月22日 水曜日

53期生の思い出の続き、今回は10月です。 10月に入って早々に海技士国家資格筆記試験があり計20名の生徒が受験しました。試験への出発時には園長と同期の仲間から励ましの言葉をかけて送り出しました。

海技士国家資格筆記試験

下旬には海上特殊無線技士の資格取得のための講義がありました。慣れない英語に苦戦した生徒も多かったですが、全員試験に合格できました。

海上特殊無線技士講習

11月からの遠洋航海実習にむけてカツオの釣込み訓練が始まりました。

釣込み訓練

実習では機関整備実習がありました。機関実習棟にある漁船で使用されているものと同じエンジンを、2日間かけて分解し、整備して組み立て直しました。

機関整備実習

視察は浜名地区の視察に行きました。水産・海洋技術研究所浜名湖分場では普及指導員の方から、浜名湖の特徴や水産資源についての講義を聴き、その後、浜名湖分場に併設されている浜名湖体験学習施設「ウォット」を見学しました。さらに県の漁業取り締まり船「天龍」の見学も行いました。

水産・海洋技術研究所浜名湖分場見学

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は3月27日(月)、28日(火)を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)もしくは電話(0546270219)でお願いします。 

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53期生の思い出 8-9月

2023年03月20日 12時00分00秒 | 日記

3月20日 月曜日

53期生の思い出の続き、今回は8~9月です。 夏休みが終わり2学期に入ると航海専攻と機関専攻に分かれ、より専門的な授業が増えました。

航海授業

機関授業

一方で、全国的にも珍しい深海魚漁師である長谷川さん親子の講演や水産・海洋技術研究所の普及指導員さんの講義がありました。

深海漁師 長谷川さんの授業

実習では遠洋航海実習にむけてカツオ一本釣りの漁具制作実習が始まりました。

カツオ一本釣りのハネ(竿)とバケ(毛バリ)の制作

講習では膨張式救命筏の講習や防災訓練がありました。膨張式救命筏の講習では、実際の遭難を想定して作業着を着たまま救命胴着を着けて海に飛び込み、救命筏に乗り移る訓練をしました。

膨張式救命筏訓練

本学園の宿泊棟は4階建てで地震発生時、津波避難ビルに指定されています。そこで避難訓練では、防災に関する講義の他、避難ルートの確認のため、校門から走って宿泊棟の4回まで駆け上る訓練をしました。

防災訓練

 見学はさば棒受け網漁船、遠洋かつお一本釣り漁船および遠洋まぐろ延縄船の見学に行きました。

さば漁船見学

遠洋かつお一本釣り漁船見学

遠洋まぐろはえ縄漁船見学

卒業後、さば船に1名、かつお一本釣り船に7名、まぐろはえ縄船に3名の生徒が就職しました。

視察は、伊豆地区と富士宮地区の視察に出かけました。伊豆地区では下田漁港でキンメダイの水揚げの見学や水産・海洋技術研究所伊豆分場で伊豆半島の漁業に関する勉強をしました。富士宮地区では富士山世界遺産センターの見学や水産・海洋技術研究所富士養鱒場で静岡県が生産量日本一であるニジマス養殖に関する勉強をしました。

キンメダイ水揚見学

石廊崎灯台

水産・海洋技術研究所伊豆分場見学

10月に続く

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は27日の午前、28日を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにメール(gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp)もしくは電話(0546270219)でお願いいたします。詳しくは学園ホームページ(https://gyogaku.com/)をご覧ください。

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53期生の思い出 7月

2023年03月17日 14時58分17秒 | 日記

3月17日 金曜日

53期生の思い出の続き、今回は7月です。7月に入って早々にダイビング講習が始まりました。学園での学科講習と2日間のプール講習のあと海洋(沼津市 大瀬崎)での潜水講習を行いました。 初めての海でのダイビングに緊張していた生徒もいたようですが、多くの魚を見れて楽しかったという感想が多かったです。

ダイビング講習(海洋実習)

ダイビング講習のあと、先月から始まった水泳訓練の集大成として遠泳がありました。戸田湾の御浜海水浴場を出発点として、対岸までの往復約2.5㎞を泳ぎました。

遠泳

遠泳後の昼食

遠泳のあと沼津市の内浦地区に寄って海面養殖場の見学を行いました。マダイとマアジが飼育されている筏を回り、給餌体験もさせていただきました。

養殖場見学

1学期最後の視察は三保造船株式会社とフェルケール博物館に行きました。三保造船では工場内を見学させていただき、船の構造を実際に見ることもできました。

三保造船見学

フェルケールはドイツ語で交通の意味で、海上交通の要所であった清水港の歴史が分かる博物館です。

昼には清水のなぶら市場で舟盛り定食を食べました。卒業前の感想文でもこれが美味しかったという感想がありました。

8-9月に続く

春休み期間中、平日の学園見学説明会への参加者を募集いたします。開催日は23日(入試)、28日(入学説明会)を除く平日です。授業は行っていませんが、じっくりと施設の見学もしていただけます。申し込みは4日前までにお願いいたします。詳しくは学園ホームページ

(https://gyogaku.com/)をご覧ください。

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