静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

機関整備実習 その2

2023年09月14日 12時00分00秒 | 実習
9月14日 木曜日
機関整備実習の続きです。メーカーの方の説明のあと、昨日組み上げたエンジンの起動と停止を行いました。


午後は実習でもお世話になったエンジンメーカーの赤阪鐵工所の見学をさせて頂きました。写真撮影はNGでしたが、工場で鋳造による部品製造から組み立てまで、大型エンジンの製造工程を見せて頂きました。今回の実習を通してエンジンの構造や仕組みへの理解が深まったことと思います。

園長のつぶやき
一昨日も、遠洋かつお一本釣りの漁船に就職した卒業生が学園に来てくれたので、インタビューを行いました。近くホームページにもアップする予定です。学園で学んだ事で、現場で役立っていることは?と聞いたところ、ロープワークや漁具作りとともに工具の名前を覚えたことをあげてくれました。工業高校を卒業してから漁業高等学園に来る生徒もなかにはいますが、ほとんどの生徒が機械に関しては素人です。それでも毎年半数程度の生徒が機関を専攻し、多くの卒業生が漁船の機関員として活躍しています。大型漁船の機関士や機関長になるには機関の海技士の資格が必要です。しかし今、業界では海技士不足が深刻で、なかでも機関士が足りていません。エンジン等に興味があっても「機械は難しそう」と思っている人も多いと思いますが、学園に来ていろいろな見学、実習をすることで機関員になりたいと思うかもしれませんよ。自分では知らなかった適性や才能が見つかるかもしれません。一歩を踏み出してみませんか!

令和6年度入学生AO入試を10月15日(日)に実施します。出願期間は令和5年9月21日(木)~令和5年10月6日(金)です。見学説明会の参加者も募集中です。
詳細はこちらをご覧ください。https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000079445.html


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