静岡県立漁業高等学園は、創立50年。一流の漁師になる近道です。

漁師をめざして、がんばっている生徒たち。
30歳までの若者が全国から漁業の街、焼津に集っています。

48期生初出航の見送り2

2018年04月23日 14時53分01秒 | 卒業生の活躍

平成30年度入学生が残り一枠。ぜひ学園に来てください。
4月中に入学できる人が対象です!
入学希望者は、今すぐ!学園にお問い合わせくださいね。

今回は海外まき網漁船(海まき)の初出航です。
停泊場所が逆光なので、写真がきれいに映ってないです。
ごめんなさい。

彼は陸上自衛隊に8年勤務して学園に来ました。
48期生では最年長でしたが、いばることのない人でした。
周りの生徒から「軍曹」と呼ばれて愛されていました。
見てのとおり、立派な体格です。
腕が太くて、学園では「週番の腕章」に腕が通りませんでした。

学園としては、昨年に続いて海まきに就職者を出しました。
厳しい仕事ですが、持ち前の体力と明るさで活躍を期待します。

 【海まき】
遠洋カツオ一本釣りと同じ漁場で、おもにカツオや小型マグロなどを漁獲します。
効率の良い漁法で、給料が高いのも特徴です。
船の漁船では一番大きく、最新の船では魚群探索用のヘリコプターを搭載するものもあります。
海まきはアメリカ方式なので、近海のまき網とは巻く方向が逆になります。
焼津のカツオの水揚げも、海まきが一番多くなります。
海まきは漁法だけでなく、水揚げも効率が求められます。
船がカツオで満船になると、全速力で焼津漁港に戻ってきます。


学園見学のお申し込み、入学のお問い合わせは電話、Eメールで。
電話 054-626-0219
Eメール gyogaku@pref.shizuoka.lg.jp


 園長のつぶやき
今日はスクールカウンセラーの先生が来る日でした。
まずは、全員と面談することになり、数名の生徒が話しをしました。
カウンセリングの様子は写真で紹介できません。ごめんなさい。
一人でも辞める生徒が減ることを祈るばかりです。

さて、ある職員へのアンケートで、今までの学園の生徒で印象に残る人を聞かれました。
その結果、ほとんどの職員が答えたのが軍曹でした
「エンジンを3基積んだ、小笠原諸島まで数時間で行けるカツオ船がある」
と漁師から聞いてきて、それを信じていたりなど、憎めないキャラでした。
加えて、卒業間際に、海技士試験の4級機関に合格したのは、本人も、職員もビックリでした。

49生には、これほど際だった生徒はいないようです。
軍曹は学園の伝説になりそうです。

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