GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2018年度上半期を振り返り

2018-10-10 21:36:41 | 日 記
2018年度上半期、怒濤のように続いていた海外遠征サポート業務が先月下旬に一段落。
そして今月も10日が過ぎ、日本不在で溜まりにたまっていた事務作業もようやく片付いてきました。

↓春、米オレゴン州ポートランドに渡り今年から始動している「ジェリーマジック・プロジェクト」のサポート業務。
 日本人の長距離選手を米のプロチーム・バウワーマン・トラッククラブと連携して強化するこのプロジェクト。
 男女合わせて計4人の選手が参加。異国の地で海外のトップ選手と長期に渡り練習・生活を共にする中で私も
 選手達もこれまでの陸上に対する概念を大きく覆され、考えさせられる日々。
 4月オレゴン州、5月カリフォルニア州、6月末からスイス・サンモリッツを中心拠点として活動してきました。
 写真はポートランドでBTCの選手らと共に練習する日本人選手。


↓7月後半からは毎年恒例の米ユタ州での合宿サポート業務。これまでで最多の5チーム(内2チームは複数回)が
 同地で合宿を実施。現地の人達の支援協力も相まって、大きなトラブルもなく全チームが無事合宿を終了。
 写真は今年同地で2回の合宿を張ったトヨタ自動車陸上長距離部様。その後、9月チェコ・ウスティハーフでは
 服部勇馬選手(向って右端)が自己新記録で6位入賞。更には先日のシカゴ・マラソンでは藤本拓選手(右から
 2番目)も大幅自己新記録で8位入賞。共に海外のハイレベルなレースで好成績を上げました。


↓9月は海外大会も続きました。この月はのべ14名の選手が欧州、オーストラリアの計6レースに出場。
 中でも世界6大大会ワールドマラソン・メジャーズのひとつベルリン・マラソンでは世界の強豪が集まる中、
 中村匠吾選手(富士通・写真上)が4位、上門大祐選手(大塚製薬・写真下の上下青のウェア)が8位と
 W入賞を達成。共に来年9月開催の五輪代表選考レースMGC出場権を獲得している両選手が世界の大舞台でも
 活躍しました。


↓今上半期の海外遠征業務を昨年を上回るボリュームでしたが、今回各クライアントチームの監督さんをはじめと
 するスタッフの方の協力もあり遠征サポート業務をスムーズに進めることが出来ました。そして日本国内、また
 海外で私と弊社の業務をサポートしてくれている4名のスタッフ、合宿時の調理師さん達。私のいない所でも
 現場の状況や私の意図する所を的確に捉え、イレギュラーな場面でもクライアント・チームのスタッフ・選手の
 方と連携して臨機応変に対応してくれた仲間達。これら仕事の機会でご一緒させて頂いた一人一人の方に改めて
 感謝申し上げたいと思います。
 写真は米ユタ州の合宿地。合宿最終日前日の朝、市内中心部の山からの眺め。


しばらくは概ね日本にいるので、国内の大会観戦やクライアントチームの皆さんへの挨拶回りもしつつ、来年業務の
仕込みも徐々に始めていこうと思います。

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