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GENさんの陸上ワールド

柳原 元の公式ブログ。WA世界陸連公認代理人。海外サポートしているクライアント選手、チームの活躍ぶりなどを綴ります。

2013日本陸上競技選手権・3日目

2013-06-10 18:38:05 | 参加試合結果
陸上日本選手権の3日目。

↓男子1500mには秋本優紀選手(山陽特殊製鋼陸上部所属・左)出場。
 春の米トラック遠征でサポートした際のカーディナル陸上で今季日本ランキングトップと
 なる3分42秒79をマーク。今大会も優勝候補としてかなりのプレッシャーがあったと
 思いますが、それを見事にはねのけての初優勝。まだ20歳という若さ。
 今後世界に通用する中距離ランナーになってほしいと思います。

 Photo by M.Kawaguchi

↓一方、女子800mではSTCIでサポートしている岸川朱里選手
 (長谷川体育施設陸上部所属・先頭)が3位に。岸川選手はこの種目で優勝2回を含む
 10年連続入賞を達成。年によっては怪我や体調不良もあったりする中で成し遂げたこの
 記録。岸川選手のトップアスリートとしての強さを感じます。

 Photo by M.Kawaguchi
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↓東京・味の素スタジアムで初めて開催された日本選手権。
 土、日のメインスタンドかなりの観衆で埋まり。普段足を運ぶ他の陸上の大会に比べ、
 一般の観客もかなり多く来場していた様に見えました(3日間で約3.7万人)。
 が、プロ野球やサッカーの大きな試合に比べればまだまだ。一方、種目によっては欠場者が
 多数出て参加人数が少なかったり、決勝に社会人の選手が少なく高校大学の選手で殆どが
 占められる(特に一般種目では卒業後の競技活動受け皿が極端に少ない)など、日本陸上界の
 今後を考えると不安になる状況も。
 勿論これは選手や指導者のみの責任とかの問題ではなく、業界全体で長期的視野のもとに
 考えていかなければいけない問題だと感じます。
 五輪でメイン競技となる陸上競技。そして五輪・サッカーW杯に次ぐ世界的規模のスポーツ
 イベントとして開催される世界陸上。それら舞台で一人でも多くの日本人選手が活躍できる
 土台を作る事。一般の人達を巻き込んでの競技普及、そして競技人口の増える仕組み作りが
 問われる時期に来ていると考えさせられた今大会でもありました。


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