２０２３年１月 米アリゾナ合宿 その２

今月初旬から米アリゾナ州フラッグ（標高2000m）でスタートしている米バウワーマン・トラッククラブ（BTC）との日本人選手強化合宿。


毎年この合宿に選手を派遣している中央大学陸上競技部から今年も吉居大和選手（3年）が参加しています。
先の箱根駅伝では2区エース区間で区間賞。チームの準優勝に貢献する走りを見せた吉居選手。個人種目で見据える先はもちろんトラック種目での世界の舞台。中長距離のワールドクラス選手が集まるBTCの合宿には1年時から毎年参加。世界トップクラスの選手らと共に充実した練習をこなす中で心身共に着実に成長を遂げています。ちなみにこの日は標高の低い所に降りて皆と90分走をこなしました（中央黒のウェアが吉居選手）。


今回合宿ではBTCの若手メンバーの一人、キエラン・タンティベイト選手（タイ国籍・25歳）と同じ一軒家で生活。
米ハーバード大学卒業時に米トッププロチームBTC入りを自ら売り込んだキエラン選手。最初の半年は無報酬のテスト生扱い。その期間に出した10000m27分17秒14（現自己ベスト）が認められ正式にBTCのプロ選手に。5000m室内アジア記録13分08秒41を持ち10000mでは東京オリンピックにも出場。物静かな青年ですが、吉居選手とも毎日仲良く過ごしています。いつの日か世界の舞台でこの2人が上位争いをする光景が楽しみです。


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