関連ブログ記事・・・2022/6/7付「福島県双葉町と大熊町のバス事情(2022/6現在)」
上記ブログ記事で紹介したJR双葉駅~「東日本大震災・原子力災害伝承館 双葉町産業交流センター」間の路線バスを運行している東北アクセス(本社は南相馬市内)は、2023/10/2から新たに双葉・浪江両町と南相馬市を結ぶ路線バスの実証運行を開始しました。期間は1年間で、日祝日と年末年始以外1日3往復します。
https://touhoku-access.com/route_futabanamie.php
https://www.minpo.jp/news/moredetail/20230929110933
ただ、乗車できるパターンが「双葉町内のみ」「双葉町内~南相馬市内」「浪江町内~南相馬市内」に限定されており、浪江町内のみ(例:請戸住宅団地前~浪江駅)、南相馬市内のみ(例:南相馬市立中央病院前~市役所入口)といった乗車はできません。
浪江町内も南相馬市内も現時点では決して路線バスのサービスが充実しているとはいえませんが、国や県の地域間幹線系統補助金(被災地特例)を得て運行していることから生じた制約かも。
ちなみに、このブログ記事を書いている時点での鉄道を除く浪江町の公共交通は以下の通りです。
・デマンドタクシー
・浪江町と南相馬市を結ぶ無料循環バス(週3回運行)
・富岡駅~浪江駅~FH2R(世界最大級の水素製造施設)を結ぶ新常磐交通の路線バス
https://www.town.namie.fukushima.jp/life/13/21/60/
また、南相馬市内における新常磐交通の路線バスは原発事故で運休して以来復活の兆しはなく、原町地区では福島交通と東北アクセスが(本数は少ないですが)路線バスを運行しています。
https://www.city.minamisoma.lg.jp/portal/sections/13/1320/13205/1/1311.html