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津~中部空港の高速船と伊勢神宮を連絡するバスの最終便に乗車

2023/8/19付ブログ記事「津~中部空港の高速船と伊勢神宮を連絡するバスが2023/9/30限り休止」の続報です。

津なぎさまち発の最終便に乗車しました。乗客は1桁でした。

前に止まっているのは津の中心市街地に向かう連絡バスですが、乗客はやはり1桁でした。

バス停の標柱。左側は本日が最終日となるこの路線のもの、右側の「ぐるっと・つーバス」はNPO法人が運行主体の「地域住民と商店街、医療機関、企業の協力で企画運行される新しい形の交通サービス」ですが土休日は運休です。

車内前方には女性優先席が設置されていますが、このような閑散路線では本領発揮とはいきません。

バスは津の中心市街地を横断して(フェニックス通り→県道42号津芸濃大山田線)伊勢自動車道の津ICに向かいます。津市内の一般路線の拠点である三重会館前バス停の近くを通りますが、この路線の趣旨に基づき停車しません。

次の停車地は一大商業リゾート施設・VISONです。2021年春にVISONがオープンした際に「伊勢自動車道にスマートインターチェンジを新設し、高速道からそのままVISONに入場できるようにした」と話題になりましたが、実際には伊勢市方面からしか入れず、圧倒的に多いであろう名古屋・京阪神方面からの車には無縁の存在です・・・ぐるぐる回って勢和多気ICで流出し、国道42号を少し走ってVISON前の交差点を左折

付近のGoogleMapはこちら

VISONの中にあるバスターミナルも鳴り物入りでオープンしましたが、

https://trafficnews.jp/post/107314

実際にはバス停上屋もないしょぼさで、VISONに公共交通を利用して来場する方もごく僅かなため、路線も便数も減少の一途をたどっています(多気駅への路線は1年持たずに廃止)。

このバスのVISONでの乗降はゼロで、1番のりばに停車していた松阪駅前行のバスも乗客はゼロでした。

VISONを発車後、今来た道を戻り、勢和多気ICから再び高速道路に入って伊勢自動車道を伊勢西ICまで走ります。内宮前・外宮前ではそれぞれ下車があり、ほぼ定刻に伊勢市駅前に到着しました。バスはさらに鳥羽バスセンターまで行き終点となりますが、私の中には「全区間乗車せねばならない」という掟はないのでここで下車しました。

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