2021/6/11付ブログ記事「神戸駅北側のバスターミナルが2030年以降に面目一新します(素案)の公表」の続報です。
神戸市は、2023/4/14付で神戸駅前広場の再整備デザインの決定内容を発表しました。
https://www.city.kobe.lg.jp/a36648/shise/kekaku/kensetsukyoku/ekimae_miryoku/press/20230413_01.html
現在の円形のバスターミナルは撤去され、中央部の地下街の吹抜空間を生かす形で人の集う広場として再整備されます。
そして、その南側の平面の自転車駐輪場を撤去した跡地に袋形のバスロータリー(バス発着場は7か所あり)が新たに整備されます。これにより神戸駅の改札口とバス発着場の間の距離は現在より若干短くなります。現バスターミナル内にあるバスの待機場(上記航空写真では7台分のうち6台が埋まっているのがわかります)に相当するものはロータリーの中央部に整備されるようですが、現状と同じ台数は果たして確保されるでしょうか?
スケジュールですが、「2026年春に地下タワー式駐輪場を供用開始予定」とあるので、それ以降に現駐輪場を撤去した跡地で新バスターミナルの整備工事に着手した上で、2027年内のどこかで完成し次第バスの発着をこちらに移し、その移転跡地を含めた形で地下街の吹抜空間を生かした大屋根のリニューアルにかかるのでしょう。