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新名神・大津市西端部の2024/6/上旬時点の工事状況

2024/6/7付ブログ記事「新名神・宇治田原町内の2024/6/上旬時点の工事状況(その4)」の続きとして、大津市西端部の大石小田原町内および大石龍門町内の工事状況を報告します。

付近のGoogleMap航空写真はこちら・・・南西から北東に延びるラインが新名神のルートで、造成地が大きく広がっているのが大津SA・SIC予定地です

そこそこ交通量のある京都府道/滋賀県道783号宇治田原大石東線をてくてく歩き、サミットを越えます。サミットの少し先が府県境でした。

京滋バイパス南郷IC方面に通じる立派な2車線道路である市道幹2028号線との三叉路を過ぎてしばらくすると、新名神の工事用道路の入口がありました。工事用道路はこの先丘を駆け上がって工事現場に通じるようです。

そして、この工事用道路の南側部分(丘を駆け上がった先)は、最終的には上記ブログ記事で紹介した都市計画道路宇治田原山手北線につながる道路(市道幹2028号線の延長区間の一部に相当)になります。

大津市のサイト内にある「市道幹2028号線道路改良事業」ページに掲載されている位置図(詳細)によれば、工事完成の暁には先ほどの三叉路が四差路に変わり、京滋バイパス南郷ICと緑苑坂・宇治田原工業団地が一本の道路で結ばれることになります。ただ、現在の三叉路部分では何の工事の痕跡もありませんでした。

この100mほど東側に、次の工事用道路の入口がありました。やはりかなりの急勾配です。

やがて周囲が開け、小田原の集落に入ります。こちらでは、新名神の工事現場そのもの(向こうに見える盛土や切土のあたり)を望むことができます。

長大なボックスカルバートが先行して構築されていますが、航空写真で見てもこの先に施設や道路は見当たりません。どういった用途なのでしょうか?

「本日の発破はありません」という工事看板があるということは、繰り返し発破作業が行われており、今後も行われるのでしょう。

小田原の集落の中央部からも新名神本体の工事現場が良く見えます。

バスは平日で3便、土休日はゼロ便です。

小田原の集落を抜けると再び山間に入ります。GoogleMap上で「エデン(臨時休業)」となっている喫茶店<実際には閉店して久しそう>の手前にある工事用道路の入口。

こちらは、その少し先にある大津SA・SIC予定地に通じる工事用道路の入口。その規模に圧倒されます・・・最終的にはスマートインターのランプ部分になるのかも

上記から200mほど東側の県道783号から南側を見た様子。この場所は2021/2時点のストリートビューでは工事用道路の入口でしたが、切土が一段落したところで封鎖し、跡地をまるまる埋めて広大なSA用地の一部としたようです。県道と大津SA予定地の間の川に架けられていた工事用道路用の橋の橋台がまだ残っています。

この先の新名神のルートは県道783号から離れてゆき、建設中の高架橋を遠望するのみとなります。

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