宮崎と鹿児島を結ぶ高速バスが、2月28日限りで1982年以来39年の歴史に事実上幕を閉じました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6894cebd037956bbc5fd5e7c018dbac06cc513ae
https://www.miyakoh.co.jp/news/mediafile/20210219.pdf
https://www.miyakoh.co.jp/news/2021/02/20214.html
宮崎交通と南国交通が共同運行で1日7往復が所定ですが、直近ではコロナ禍で利用が減り2往復にまで減らされており、それも2月28日限り運休となったわけです。そして3月31日限りで正式に路線休止となるわけです。
この路線は鹿児島空港のターミナルビル前に停車し、都城市と鹿児島空港を結ぶアクセスとしての位置づけもありました。都城市の最寄りの空港は宮崎空港ですが、より便数の多い鹿児島空港もそう遠くなく、以前は都城市のサイトに「バーチャル都城空港」と称して宮崎空港と鹿児島空港の発便の両方を一括して表示するページがあったくらいですから・・・ それも過去のものになりました。
ちなみに、全国版時刻表によれば、5月11・18・25日には昼間のJR特急「きりしま号」3往復や都城~国分間の普通列車が運休になるとのこと。代替バスも設定されず、この3日間の昼間は公共交通による宮崎~鹿児島・都城~鹿児島の行き来が実質できなくなります。 (吉松経由の吉都線・肥薩線は運転されますが時間がかかりすぎる)