ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

桜の蕾

2015-03-28 | Weblog

昨日はよく晴れ 陽射しが強く

部屋の中にいると

まるで初夏を思わせるような温かさ

でも・・・珍しく風の強い1日

遠く東の空に東北地方の背骨奥羽山脈の峰々

2000m級の山々が南北に連なり

その峰々の頂は

まだ真っ白に塗り込められている


5月 ゴールデンウイーク

東北地方の山岳道路が一斉に開通

蔵王エコーラインも

7~8mの雪の回廊を

登って行く



風は冷たく桜の蕾も

コートを脱ごうか脱ぐまいか

さてどっちにしようかと

きっと迷っていたかも???

リバーサイドホテル

2015-03-26 | Weblog

リバーサイドホテル
作詞・作曲:井上陽水

誰も知らない夜明けが明けた時
町の角からステキなバスが出る
若い二人は夢中になれるから
狭いシートに隠れて旅に出る

昼間のうちに何度もKISSをして
行く先をたずねるのにつかれはて
日暮れにバスもタイヤをすりへらし
そこで二人はネオンの字を読んだ

ホテルはリバーサイド
川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド
Oh- リバーサイド
チェックインなら寝顔を見せるだけ
部屋のドアは金属のメタルで
シャレタテレビのプラグはぬいてあり
二人きりでも気持ちは交い合う

ベットの中で魚になったあと
川に浮かんだプールでひと泳ぎ
どうせ二人は途中でやめるから
夜の長さを何度も味わえる

ホテルはリバーサイド
川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド
Oh- リバーサイド

ホテルはリバーサイド
水辺のリバーサイド
レジャーもリバーサイド
Oh- リバーサイド

今から≒30年前 昔流行った

井上陽水 懐かしい曲

意味不明 不思議な曲


昨日夕方

とある農業関係団体の会合があった

その会場となったのが リバーサイドホテル

会議が終わり 

ホテルの温泉に入って

ほっと一息

露天風呂のごつごつした石に腰掛け

水嵩の増した最上川を

眼下に眺めている

日没前の妖しい時間帯

川向うにはまだ薄っすらと残雪の残る

帯のような里山の黒い影

宵闇の中に沈んで行く

ふと・・・・

リバーサイドホテルのメロディーが流れて来た


1976年 今から≒40年前

リバーサイドホテルが発表される≒5年前

アメリカ西海岸のホテルを舞台にした

イーグルスの大ヒット曲

ホテルカルホルニア 

何処か虚ろで

ミステリアスな歌詞

時代を超えた名曲

我々の世代であれば 

きっと1度は耳にしている筈

井上陽水 リバーサイドホテル

イーグルス ホテルカルホルニア

どこか似ている

Eagles - Hotel California (Lyrics)


風もなく辺りは静まり返って

川の流れだけが聴こえていた

憂鬱な時間帯

部屋の窓辺

ひとり川を眺める私

ふたつの曲は折り重なって

私の眼の前に拡がる

色褪せた風景

オレンジ色に胸を焦がす

夕闇に消え行く

不思議な心のざわめきのよう・・・・

やがて全てが

闇の中に消えて行った

なごり雪

2015-03-23 | Weblog

春の陽気に誘われ
日毎 桜の花の蕾も
膨らみ始めて来ました

今朝は再び
真冬の空に逆戻り

鈍色の雪雲
天を覆い尽くす

遠く慈恩寺三重の塔の屋根も
雪化粧

同じ時刻
南の空は真っ青な碧空

自宅裏の広い通り
既にアスファルトの黒い舗装

ひとやすみ

2015-03-21 | Weblog

春の訪れとともに 
シベリアに帰る白鳥の群れ
何処から集まって来るのか
毎年隣町河北町で一休み

何羽か群れになって数百羽が羽を休めています

白鳥はおしゃべりが大好き

隊列を作って北へ向かって飛んでいる時
田圃で落穂を拾っている時
皆甲高い声で鳴いています

いったい何を話しているのでしょう

中にはまだ首の部分が灰色の幼鳥も何羽か見掛けました

これから
津軽海峡・オホーツクの海を渡って1000km?

皆無事にふる里シベリアに戻れますようにと
つい祈らずにはおれません


このところ続いた暖かさ
田圃の雪はだいぶ解け始めて来ました

この時期にだけみる事の出来る
雪国ならではの幻想的な風景

融け出した雪が濃霧のようになって
視界が途切れて行きます
畦道の南斜面が黒い地面を覗かせ
そこから次第に雪解けが広まって行きます


辺りは濃霧に囲まれ冬と春が
眼の前で
鬩ぎ合っているかのよう

果樹畑の樹の根元に 木開け

いよいよ雪国にも
待望の春がやって来ました

2015 初午

2015-03-15 | Weblog




今年の初午も
いつもと同じように深い雪の中で行われました

神社の境内と公民館

でも一昨日はこんなに雪がありました
まだ真冬のような雪景色

昨日・今日のたった二日間
新雪はあっという間に融けてしまいました

今朝は珍しく青空が拡がるいい天気
遠く月山が春の日差しを浴びて
眩しいくらい

僅か二日前の一昨日は
こんなふうにまるで極寒の地

自宅裏からは朝日連峰の山々も顔を覗かせました

もうすぐ雪解けが進み春があちこちで

姿を現して来そうです

雨の日曜日

2015-03-01 | Weblog
朝から小雨模様の天気
☆日曜の午後 
炬燵に入って訛った身体を解そうと
傘を差して
久し振りに散歩に出掛けた

以前はいつも愛犬ナナと一緒だった

愛犬ナナ
今年で15歳の老犬
ほぼ1日中眠っている
人間の歳に換算すれば90歳

昨年秋頃からめっきり足腰が弱って来て
散歩どころではなくなった

おまけに急に白内障が進行し
昨年暮から視力はほとんど無し

私と女房で24時間付きっきりで介護?

昔は朝晩2回
犬と散歩をして健康維持を図っていたのに
相棒が寝たきりでは
いつの間にか
散歩の意欲が無くなって来てしまった

隣の神社はまだ深い雪の中 冬眠中

360度パノラマフォト
3月15日稲荷講の初午祭典が催される
毎年拝殿の前の除雪が大変
あと2週間でどの位融けるだろうか



道端でモクレンに花の蕾を見つけた
花芽が雨に濡れて ちょっぴり寒そうだった

2~3分も歩くと集落の外に出る
そこはまだ70~80cmの積雪

ふと足元に目をやる
ナント …そこには真っ青な蕗の薹
もう少し群生しているとさっそく収穫して来て
味噌汁にして食べるのだが
何処を探してもこれⅠ個のみ
さすがに採るには気が引けて 
そのままにして来た

道の両側は所々背丈を越えるほどの雪の塊が
ゴロゴロ

畑で半分雪に埋もれた梅の樹を見つけた
蕾はまだまだ固く閉じたまま
開花までしばらく時間が掛りそう

暫く歩くと国道に出た
日曜日というのに結構車の通行が多いように思えた
真冬には丸い頭だけをぽつんと覗かせていたバス停
今日は足元から全部姿を現して
歩道に立っていた

暫く歩くと 今度はサンシュウの黄色い木の芽が
飛び込んで来た
近付いてみるとこの寒さにも拘らず
蕾が今にもほっこり開こうとしている
まさにその時

国道に出て ぐるっと一回り
又集落の入り口に戻った

DIYの社員用駐車場になっていて
ひと冬除雪した雪が
まだ山のように聳えて?
いた

僅か1時間余り
傘を差して久し振りの散歩

雪の中から沢山の春の息吹が
そこかしこに生まれていたような

ハート・ワクワク
フート・クタクタ

久し振りの
楽しい散歩でした