ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

秘伝豆

2011-09-24 | Weblog

赤とんぼと唐辛子 畑にて 2011/9/24

台風16号が過ぎ

また爽やかな秋空が 戻って来た


築40年以上の我が家

先日の台風で大騒ぎがあった


脱衣室の天井からポツリ・ポツリ

と雨漏りが・・・・・・・

風雨の中 早速屋根に登って点検

漏水箇所発見・・・・・屋根に小さな穴が


冬期間の雪降ろし作業で

トタン屋根を傷つけてしまったらしい


応急処置で無事雨漏りを止めた


しかし こんな時しか・・・・

存在価値を認めてもらえない

今の私の なんとも哀れな立場


豆畑





秘伝豆

紫色の 愛嬌のある小さな花を

沢山付けていたのが

つい昨日の事のような

そんな気がした


畑から収穫して来たばかりの

まだ土の匂いが残る秘伝豆

茹で上がっったばかりの

真っ青な枝豆

早速食卓に並んだ


色よし 味よし 香りよし・・・・・

それはそれは 極上の枝豆だった




里芋

ツルムラサキ

白菜 大根 青菜・・・・・・・

午前中は秋野菜の管理


秋野菜の苗の値段が 半額になった

つい値段に引かれて

ブロコッリー とキャベツの苗を

又買ってしまった


そして

午後は庭の手入れ

夕方は犬の散歩



今年も庭の片隅で

ヤブランの薄紫の花が咲いた

ヤブランが咲く頃になると

いよいよ稲刈りが始まる

鐘の音

2011-09-18 | Weblog

2011/9/18 AM11時



奥羽山脈


午前11時 自宅出発

収穫間近の田んぼ道 

車の往来はほとんどなし


孫と二人っきり

絶好のサイクリング日和

ニノ堰親水公園

中の島 綺麗な鴨が水面で戯れていた

葉山

自宅から自転車で ≒15分

公園内にある池の辺で

鯉に餌をやったり

おやつを食べたり

孫の健やかな成長を

一人実感しながら

のんびり秋のひと時を

楽しんで来た

寒河江市平野山 朝日連峰(大朝日岳) 慈恩寺山

秋の晴れた一日

無事過ぎ去ろうとしている

日も暮れて

遠く慈恩寺の鐘の音

が 茜色に染まった西の空に

寂しく鳴り響いていた




フラメンコ・ショー

2011-09-17 | Weblog

2011/9/15 愛犬ナナとの夕方の散歩


毎夕 茜色に染まった

同じ様な形をした雲が

西の空に現れる

今日の予報 200mmの大雨 だった

が 降ったのはたったの ・5mm


8月から始めた 庭の手入れ

もう9月も半ばと言うのに

まだ1週間は掛かりそう


今夏は 近年にない猛暑続き

日中 外で庭の手入れをしていると

熱中症になりそうだった


一番最初に手入れをした樹木は

又伸びてしまった


このままでは いつまで経っても終わりそうにない

もう一分張りして

早々に終わらせなくては




昨夕 寒河江駅前で「やきとりBAR(ばる)」があった

十三日から十八日まで 寒河江八幡宮のお祭り

その一環としての地元青年会議所主催の催し


寒河江市 大江町 山形市から

七店の焼き鳥屋が出店

その他 地元B級グルメ・・・・・・

「焼き鳥もどき」店が4~5店


5時に会場に到着・・・・・・・・が

6時からの第2次チケット販売を待つ人々の

長蛇の列

焼き鳥は諦め

焼き鳥もどき店で数品を調達

途中 地元のフラメンコ教室のお姉さん達による

フラメンコショー

で 祭り気分が最高潮に

とは 行かなかった


女房は生ビールを2杯御馳走になって

気分は上々

私 残念ながらアッシイー君でした


久し振りに見た大勢の人 人 人・・・・・

少し 人酔いしてしまった

民田茄子

2011-09-15 | Weblog


コスモスの花に

1匹のアゲハチョウが飛んで来た


今日の山形の最高気温 33度

残暑と言うより

盛夏へと季節は逆戻り


でも・・・・・・

コスモスとアゲハチョウ・・・・・・

やっぱり秋の風情の代名詞



茄子漬け(左の丸い形をした茄子が民田茄子)

ぺそら漬け(同上)


① 秋茄子は嫁に食わすな

② 親の小言と茄子の花は千にひとつの無駄もなし


茄子にはこの他にも様々な諺があるようだ



秋茄子の漬物が美味い季節になってきた


我が家の2種類の茄子の漬物


ひとつは浅漬けの 茄子漬 

もうひとつは ぺそら漬


もちろん畑で採れた自家製茄子


今年 民田茄子を2株

初めて植えてみた


庄内地方 特に鶴岡市辺りが特産の茄子


薄皮で 反対に果肉がしっかりした茄子である

この丸い形をした民田茄子 

意外とぺそら漬に合うようだ


ぺそら漬

茄子の黒色を脱色する

完全に色が抜けるまで

何度も新しい水と交換する


これには大変な手間暇が掛かる

私も時々手伝いをする


綺麗に脱色するには

朝採りした柔らかい皮の

新鮮な茄子が1番である


昼前に収穫して来る我が家の茄子は

やや茄子の地色の黒色が残っている


茗荷 ピーマン 唐辛子・・・・・

ぺそら漬は それぞれの家庭によっていろんな作り方がある

一軒一軒それぞれ味や食感が微妙に違っている

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ぺそら漬の本場はなんと言っても

大石田町 尾花沢市 


我が家のぺそら漬

少しでも本場の味に近づけるよう

日々努力しているのだが・・・・・・・・・

なかなか難しいようだ

蕎麦畑

2011-09-13 | Weblog

蕎麦畑 (河北町両所) 2011/9/13






一面 清楚な雰囲気が漂う

白い花の咲く 蕎麦畑

近寄ってみると

ひとつひとつが直径4~5mmの小さな花の集まり

背丈は意外に高い  ≒1m

その割りに茎は細い

少しばかりの風に

いつもサラサラ揺れていた


黒い蕎麦の実に成長し 

収穫出来るようになるまで

あとどのくらいかかるのだろうか・・・・・・?

寒河江市箕輪

同上

河北町両所

同上


あちこちで稲刈りが始まっていた

少し小高い場所にある

三角形の小さな田

大型コンバインが入れず

稲杭を立て

天日干し乾燥


この辺りでも天日干しによる乾燥は

毎年少なくなって来ている

今年の米は夏の日照に恵まれ

大豊作のようだ

白菜

青菜

このところほとんど雨が降っていない

畑はカラカラ乾燥状態

残暑のおかげで秋野菜の苗管理が大変だ

水遣りのため 車で毎日畑通いが続く

ツルムラサキの花と実

ツルムラサキ


畑にいると

時々予期せぬような

新鮮なものに出会える歓びがある


今日はツルムラサキの花と黒い実

を 見つけた


去年も植えたが 探せなかった

葉と茎の成長の速さは著しく早い

が 花はどうも不得手のようで 

数も僅少で

ほとんど目立たない



六月 沢山の赤く熟れた実を付けた苺

にも 新しい発見があった


夏の間 花は小休止

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

親株から四方八方にランナーが出て

そこから子株が出て

その先に又 次々に子株が拡がって行った

気が付いてみると・・・・・・・・・

いつしか親株は枯れ

小さかった子株がいつの間にか立派に成長し

白い花を咲かせていた


親離れ 子離れ

植物にとっても 人間にっとっても

とても大事な事なのかもしれない

と 改めて知らされた
 葉山と我が家の田んぼ
 月山と同上

畑で水遣りを終え

帰り道 我が家の田んぼに立ち寄った

十年以上も前から

他所の人に貸している

今年は例年になく イナゴが大発生

田んぼに近付くと

2~30匹のイナゴが

一斉に勢いよく飛び跳ねた


これまで作っていた「コシヒカリ」を

今年から「つや姫」に品種を変えたそうだ


我が家の田んぼも

黄金色に色付き

稲穂が揃って重い頭を垂れていた


今年も間もなく 

美味しい新米が届く季節になった

十四夜

2011-09-11 | Weblog

奥羽山脈と十四夜の月 2011/9/11 PM5時半 寒河江市箕輪 畑より 


明日九月十二日は 仲秋の名月

今夜は十四夜

肉眼ではほとんど真ん丸に見えているが

月の左半分がまだほんの少し欠けているらしい


十五夜とは 太陽と地球と月が180°の直線上に並んで

東の空に満月が上る

その前日の十四夜は

西の空に夕陽が一緒に見えるとの事


だが・・・・・残念ながらその時刻畑で水撒きをしていた私は

夕陽が山の陰に隠れて見ることは出来なかった


仲秋の名月とは

さながら 果てしない宇宙の壮大な天体ショーのひとつなのかもしれない


秋刀魚・韓国辛味唐辛子


秋と云えばやっぱり秋刀魚が美味しい

秋刀魚の具(つま)と言えば

少し辛味のある大根おろしがなんといっても一番


今日の我が家の秋刀魚の具は 韓国辛味唐辛子

畑で毎日大量に採れるが誰も1本も食べてはくれない

でも いかにも辛そうな真っ赤な実と 柄の緑の色合い

が 秋刀魚の塩焼と見た目はgood


この韓国辛味唐辛子 

食に耐えられる部分は

先端からおよそ2cm位まで

それ以上は額から冷や汗が噴出してくるほどの辛さだった

食べ終わってみると

秋刀魚の味は何処かに吹き飛んでしまって

口中 唐辛子の辛さだけが残っていた


秋刀魚は大根おろしに限ることを改めて悟った

秋の気配

2011-09-09 | Weblog
♪ 秋の気配/小田和正(オフコース)







白菜(右)大根(左)





唐辛子


ニラ(手前)アスパラガス(奥)


このところ 朝方の冷え込みが厳しく

毎朝 毛布に頭からすっぽり潜り込んだ

無格好な姿で 

目を覚ましている私


季節はいつの間にか 

何もかも・・・・・・・・ すっかり秋の気配


3月 東日本大震災

夏の猛暑

9月 台風による西日本の大雨被害

今年の日本列島は春先から大きな災害が続いている


神社の杜 自宅裏(中央)



蔵王連峰


山形市七日町通り

旧県庁 文翔館


都市計画事業による道路拡幅工事


先日 孫と出張動物園(?)を見に山形市に行って来た

街中を通るのは実に春以来・・・・・

この界隈は私にとって

思いで深い場所である


23歳から16年間通ったH設計事務所がある

文翔館横の道路向かいである

今でも2階建ての小さな建物だけは残っている


山形市の中心部は20年近く前から

道路拡幅工事が続いている


その拡幅工事の現場を通った時の事であった

私の設計した大手Tディラーのショールーム兼 整備工場

が 忽然と姿を消してしまっていた


拡幅予定ラインに沿って後退していたのだが

道路幅員が変更になったようで

今までより5~6mも後退して

新しいショールームに生まれ変わってしまっていた

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

なんとも言いようのない寂寥感に襲われた

自分の設計した建物は

単に建物としての器を超え

いつまで経っても精神的にとても大切な

自分自身の分身そのものであった


眼の前に拡がる

見慣れた過去と

まるで違ってしまった街並

35年近い時の流れが

否応無しに 

すべて変えてしまっていた


孫と行って来た出張動物園








平日 あまり客のいない仮設動物園 

大人と子供合わせて≒30名

猿芝居 フラミンゴショー

そして 暫らく振りにライオン 虎 豹・・・・・・

鉄格子の檻ひとつ隔てた至近距離で

迫力ある実物を真近で見て来た


オフコース 「秋の気配」


1977年 私が30歳の頃流行った


私の記憶に残っている

懐かしい歌のひとつである


私と同世代 小田和正の

隠れた名曲でもある


爽やかなメロディーと不思議な歌詞

秋になると

幾つになっても思い出す


この歌の中で 

彼女が一番好きな場所で

男性が別れ言葉を探している


私はと言えば・・・・・・・・

なんともったいない・・・・・・

いえいえ・・・・

私にもそんな別れ言葉を探した記憶があるかも知れない