ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

義 & 愛

2009-11-20 | Weblog

「燃える秋」  五木寛之著


旅立つ女の愛と哀しみのフーガ


祇園祭の夜に芽生えた青年との若い愛。

初老の画廊主が誘う暗い性の深淵。

心に満たされぬ空白を抱いて、亜紀は今、幻想のペルシャの遥かな地平に旅立つ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その土の家には、二人の女がいた。

七十歳は越えたと思われる老女と、7歳か8歳くらいのやせた女の子だった。

彼女らは、薄暗い燈火の下で、二人並んで1枚の絨毯を編んでいた。

見事な赤を主体にした絨毯で、すでに三分の一が編み上げられていた。

柔らかな髪をした女の子は、きちんと正座をして小さな手を動かしていた。

糸を結び、ナイフで切る動作が、痛々しく思われるほどだった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「今はどこででもっとはやく作り上げるんですよ。

何人もの人手でね。

だが、この老人と幼い女の子とでは、これは手にあまる大物です。

ここまで三年掛かったとすると、完成するまでには、そうですね、もう、六、七年は掛かるんじゃないでしょうか。

こんな編み方をしている連中はもうどこにもいやしません。

きっとこのおばあさんは気が変なんだ。

それとも・・・・・・」

その時老女が何か言った・・・・・・・・・・・・

「私が死んでも、この子が織り上げると言ってます」

ふと、女の子が振り返って、亜紀を眺めた。

大きな、暗い光をたたえた目だった。

亜紀はその時、その幼女の目の中に、なにか、永遠、とでも言えるようなものの確かな光を見たような気がした。

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高校の頃、若い国語の教師から聞かされたドストエフスキイの小説に出てくるソーニャという女の人のことを、私はどれほどあこがれたことか!

ソーニャはすべてを許す女だ、とその先生は言ってました。

すべてを許す女だからこそ、すべての人から愛されるのだと。

私はその反対の人間です。

わたしは小さな、とるに足らないことにこだわって、それを許すことの出来ない女なのです。

だから私は本当に幸せになることが出来ないのです。

それがわかっていて、そうできないのがわたしなのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私達の国では、古くから男は義に生きるものとされてきた。

そして、女は愛に生きることを良しとされる雰囲気が濃厚だったと言って良い。

アントン・チェホフの<可愛い女>を、女の理想像とみなす人々は、チェホフのあの作品の背後にひそむ痛烈な批判に気付かないか、もしくは故意に見てみぬふりをしているかのどちらかだ・・・・・中略

時勢に背を向けて、愛に生きる男がいても一向におかしくないように、義に生きる女がいて悪い理由がない。

義というのもひっきょう(畢竟)一つの愛のかたちだからである。


・・・・・・・・・・・文章はすべて「燃える秋」の本文・あとがきより抜粋



寒河江の季節は すでに初冬に入った


先日 秋にちなんだ 昔の本を読み返してみた

この本を読んだのはもうだいぶ前のことだ 

再読してみると なんと粗筋さえほとんど記憶になかった

NHK大河ドラマ「天地人」

主人公直江兼続が戦国の世にあって いかにして義と愛を貫いて生きるかが このドラマのメインテーマである

「燃える秋」も又 一人の女の義と愛に生きる姿をテーマにしている

義というのは こころの中ではひっきょうひとつの愛のかたちであるが 現実には自分が今 誰の助けも借りることの出来ない荒涼たる世界と向き合って立っているということだった・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふたつの月山

2009-11-19 | Weblog

    月山 2009 11 19 AM10時

今朝は少し冷え込んだ

厚い雲が空一面を覆って 

今にも雪が降り出して来そうな天気だった


月山は気まぐれな山だ

こんな曇り空にもかかわらず

今冬初めて

真っ白に雪化粧した

穏やかな山容をあらわした


写真では少し分りずらいかもしれないが

よくみると

山の上に雲で出来た

もうひとつの月山が浮かんでいた


高い山の山頂で見られる

上昇気流によって引き起こされる

特異な気象現象なのかもしれない


秋植えのパンジーを10株買って来た

早速ポットに植え替えした

これから長い一冬の間

雪の中 じっと寒さに耐えて

春の到来を待ち続ける・・・・・・・・・・・・・・


少しかわいそうな気もするが

冬を越した

秋植えのパンジーは

その分強靭な生命力を養って

去年の秋に植えたパンジーが

いまだに花を咲かせている

今年の万年青は

何故か例年になく生育がいい

葉も生き生きとして

この寒さの中

真っ赤な赤い実を

輝かせている



板貼りの粗垣の中は 

植木鉢の冬越しの為に満員御礼となっている

粗垣の上に雪が積もると内部は結構暖かかくなる

ブロッコリー

2009-11-17 | Weblog


今日は朝から1日中厚い雲に覆われ 

寒い1日だった


雨が降ったり 止んだり 

何度となく冷たい雨が降って

なんとなくブルーな気分の1日だった



ほとんどの木々が既に落葉し

裸になってしまったこの時期


サクランボの木だけが

淡い黄色に色付いて

そこだけほんのりとした

秋の名残の陽炎のように

白々しい曇天の空に

明るく映えていた


午後 小雨の中

犬の散歩に出掛けた


人も犬も こんな天気の日は

あまり散歩に出掛ける気分にはなれない


どちらも仕方なく出掛ける

なんとなく 犬の気持ちが分りそうな気がした


散歩の途中

道端の畑で ブロッコリーを見つけた


大きいものは直径が30cm以上もあった

スーパーの店先に並んでいるものに

こんな巨大なブロッコリーを見ることは出来ない

きっと市場の都合で

小さいうちに収穫されてしまうのだろう


葉が大根の葉に 少し似ていた

家に帰って ネットで調べてみたら

大根とブロッコリーは

遠い親戚らしい


隣の畑でキャベツも見つけた

どちらも青々として元気いっぱいに

成長していた

時々近くの農家の人が

獲れたての土のついたままの野菜を持ってきてくれる

そんな野菜はスーパーで買ってくる野菜より

見た目は落ちるが

味と鮮度は又格別である


そういえば・・・・・・・・・・・

ネットで調べたら

ブルーな気分の時には

青色の濃いブロッコリーがいいらしい

シナノゴールド

2009-11-16 | Weblog

山形県立医療大学 病院前の銀杏並木はすっかり葉を落として裸の樹に変わっていた  山形市 2009 11 16 AM11時


昨夜から今日未明に掛けて 

季節風が吹き荒れた


裏の神社の杉林も一晩中激しく風に揺られた

今朝起きてみると 家の前は

一面 枯れた杉葉で埋め尽くされていた

今日も 雨 風 晴れ・・・・・・・・

そんな 初冬特有の

めまぐるしく移り変わる一日の天気だった


今日は父の定期検診で山形まで出かけて来た


病院に行くといつも感心してくる事がある


私と同じぐらいの世代方々が

ボランティア活動をしている


車イス介助 館内案内 受付操作補助・・・・・・・・

私もこの年になって

何かしら少しでも社会に恩返しが出来れば

と いつも考えさせられてくるのだが

いまだ実行に移すのはなかなか難しいようだ


咽喉に異常は見受けられないが

血液検査で白血球の数が少し減少しているということで

これまでよりも 少し弱い薬に変えることになった


私達親子4人組 初めてお揃いのマスクをかけて

病院に向かった

病院内では 半数以上の人がマスクをかけていた


先週 地元の小学校でインフルエンザによる学校閉鎖が行われた


主治医の勧めもあって

父のワクチン予防注射の予約をすることにした

市立病院では

明日から予約受付が始まるとの事だった


寒河江市役所


病院の帰り市役所に寄った 

少し遅くなってしまったが 近火見舞いの御礼の葉書を買って来た 

市役所の市民生活課で一枚15円で売っていた

同上

同上 市役所前庭 しるしばかりの雪囲いが施されていた

同上

市役所ホール吹き抜けに吊り下げられている

岡本太郎の「生誕」のオブジェと正面玄関のガラスドアの引き手

を 重ねて写真に撮って来た


去年からオブジェの中の灯りが

毎日つけられる様になった


寒河江市本町通り

ウイークデイの午後の商店街 人通りはほとんどない

近辺のどの街に行っても 旧商店街といわれるところは

こんな風景が広がっている

おそらく この商店街にかっての昭和40年代のあのころの活気が

2度と戻ることはなさそうだ・・・・・・・・・・・・・・


シナノゴールド 写真中央の黄色のりんご


ここ2~3年前から出回るようになったシナノゴールド

同じような名前でシナノスイート

と いうりんごの品種がある

実際にはもうひとつあって

シナノ3兄弟といわれているようだ


今日夕方 農協産直センターからシナノゴールドを買って来た


シナノ・・・・・・・いかにも品のよさそうなネーミング

前から少し気になっていた


ゴールデンデリシャスと千秋の交配で

近頃人気の出てきたりんごらしい

高糖度と爽やかな酸味 パリッとした食感

が 特徴らしい・・・・・・・・・・・・・・


食べてみるとなんとなくそんな気がした

だけだった


それよりも今日初めて 

シナノ・・・・の意味を知ってしまった

少しがっかりしてしまった

シナノ・・・・・・・・・

どうも信濃の単なるカタカナ読みらしい


りんごの名前に限らず 世の中には

知らずに済むものは いつまでも知らずにいたほうが

ずっと夢のままであり続けられるものが

この他にも沢山ありそうな気がした

カーテン顛末記

2009-11-15 | Weblog

今年も庭木の粗垣をすっかり終え あとは雪の到来を待つばかり  2009 11 13


偽庭師をはじめて 今年で3年目

この位の粗垣なら

一人でおよそ3~4日程度で終えることが出来る事を

ようやく自分の物差しでわかっるようになってきた


雪囲いには

よくその人の性格が表れるという


周りの家では縄を使っている人が割と多い

でも 私は素手で作業をする都合上

縄は使えない

あまりそういうことにはこだわりがない

言い方を替えれば

私は何事にも割りと無頓着な性格なのかも知れない 



私の部屋の窓から見える庭



先月半ば 隣のDIYで窓用オーダーカーテンを2箇所頼んだ

丈のオーダーは7~10日掛かると書いてあった

その後 いつまで待ってもなんの音沙汰もなかった


2週間程たって 店に問い合わせをしたら

既に届いていた


早速取りに行った
 

2箇所分頼んだはずのものが

1箇所分しか注文になっていなかった

仕方なくもう1箇所分を

再注文した


それから10日経っても 又何の連絡もなかった

再度 店に問い合わせてみた

もう少し待って下さいとの返事だった


その晩 DIYのインテリア担当者(店長)から電話があった・・・・・・・・・・・・・

あと1週間ほどかかる

との 電話の内容だった

注文し忘れ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

と 一瞬そう思った

そして昨日 入荷したのでいつでもいいから取りに来て下さいとの連絡が入った


事の始めは

冬に向かって 室内の防寒対策をしなくてはと思い

ブラインドの内側にドレープカーテンを

と 思い立ったのが始まりだった


2箇所を1箇所と間違えて

更に注文し忘れ・・・・・・・・・・・・


カーテンがなくとも今まで通りのブラインドだけで

特に支障はなかったが

すんなり行けば 1週間で済んだものが

結局 4週間も掛かったことになる


午前中DIYにカーテンを取りに行った

早速  窓に取り付けてみた


これでこの冬はだいぶ暖かく過ごせそうだ

でも このカーテンの顛末は

これから先 いつまでも忘れられないような気がする

サンシュウ・寒椿

2009-11-14 | Weblog

さんしゅうの実(隣家の庭)  2009 11 14 PM3時


隣家のさんしゅうの木の葉が

橙色に色付き始めた 


赤い樽のような形をしたやや大き目の実が

たくさんぶら下がっていた


やがて 冷たい季節風が吹き荒れて

1枚残さず葉を落とす


真綿のような帽子かぶった赤い実と裸の枝先が

真っ青な空に

そこだけがあざやかに映える日

もう 間近に迫っている

寒椿 同上


花の極端に少なくなったこの時期

この木だけ特別に

小枝にたくさんの花を付けた

隣家の庭先の寒椿


時雨模様の天気のせいだろうか

毎年この花の咲く頃になると

どこか寂しそうな雰囲気が

いつも漂ってくる


冬支度

2009-11-10 | Weblog

11月に入って 時雨模様の日がだいぶ多くなってきた

そのせいで 庭の花もめっきり数が少なくなって来た

門の前の鉢植えも そろそろ店じまいの時期を迎えたようだ


粗垣を始めて 今日で4日目

昨日は午後から雨降り

明日も天気予報では朝から1日中雨降り

こんな天気では 作業もなかなか思うようにはかどらない 

先日の初雪で

今年はどこの家も例年になく早めの冬支度

私の家の周りでは

もうすっかり粗垣を終えてしまった家が何軒かある

我が家はあと4~5日はかかりそうだ

火事・病院

2009-11-05 | Weblog

自宅隣で発生した火災の煙   2009 11 5 AM8時50分頃 慌てて自宅に戻る車の中から撮影


今朝 8時40分ごろ自宅の隣で火事が発生した

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

私の携帯から

「隣のチャンピオンが火事だ・・・・・・・・・・・」

と 母の恐怖に怯えた 悲痛な声が聞こえて来た


火災発生時 

そんな時に限って母一人を残して 私達夫婦は家を留守にしていた

因みに父は

昨日から市立病院の整形外科にギックリ腰の為入院していた


私と女房の2人 8時20分頃自宅出発

今日は 9時過ぎからS病院で父の代理ヒヤリングを受ける診察日だった


病院へ着いてすぐに 診察券に番号札を添えて受付を済ませた

待合イスに腰掛けて その2~3分後

携帯の着信音が鳴った


今朝は5時半起床の 珍しく朝起きをした

6時少し前 S病院到着

既に一人のおばあさんが玄関前に並んで立っていた

先着順の番号札を取るためだった

間もなくして 私の後に20代の女性も並んだ


6時を少し過ぎて 中から看護師の女性がやってきて

玄関の鍵を開けてくれた

私は2の番号札をゲットして

家に戻った


一番の番号札を取ったおばあさん

寒河江駅前からタクシーで病院へ来たという

「よかったら帰り乗せて行って上げるよ」

と 言った

当然9時診療開始時刻にあわせて

もう一度出直してくるものとばかり思い込んでしまっていた 

慌てものの私

「いや~ 後はずっとここで待っているから・・・・・・・」

と おばあさんの返事だった

そんなのんびりした時間の経過があることを はじめて知った


母からの電話を受けて 受付に事情を説明し 私達はすぐに家に戻った

同上


戻る途中 自宅のある方向から真っ黒な煙が立ち上っているのが 確認できた

チャンピオンと自宅とは およそ300mくらい離れていた

風もなく オレンジ色の炎は見えなかった

おそらく自宅は大丈夫だろうと そう思った

暫らくすると 黒煙が白煙に変わって行った


自宅のある旧道は かなり手前で封鎖されていた

車で家に戻ることは出来なかった

私達は車を置いて 歩いて自宅に向かった

道路は消防自動車 たくさんのやじ馬・・・・・?や消火活動の人達などで 混雑していた

その中を足早に犬を連れて歩いて戻る私に

みんなの好奇な視線が注がれるのがなんとなくわかった


この一大事 いったいどこで何をしていたんだ・・・・・・・・・

と きっとみんなそう思っているのだろうな と 思った

自宅2階から見た火災現場


自宅に戻った時 すでに火災は鎮火していた

直線距離にして畑を挟んで およそ5~60m位離れている小屋から出火 全焼

隣の母屋は外壁を焦がしただけで 大事には至らなかったようだ


我が家の無事を確認

10分ほどして 再びS病院へ向かった


このS病院 今日で2回目なのだが

時間にだいぶルーズなとこがあるらしい


決められた時間より 決まって15分~20分 診療開始が遅れて始まる

9時半に戻った私達 まだ受付番号3番の人が呼ばれていただけだった

結局 私達は番号札通りの2番目に診察を受けることが出来た


患者本人に代わっての代理ヒヤリング

医師の診断によれば

このままじっくり様子を観察して 最善の治療法を探すしかないということであった


その後 息子 娘 、知人 友人・・・・いろんな方からTVのニューで知ったと近火見舞いをもらったり 電話が入った


明日からはいよいよ落ち着いて粗垣を始めようとおもう

そういえば今日の火災の原因

粗垣用に使うビニールテープを切る為にライターを使った火の不始末が原因らしい

それにしても大事に至らず 不幸中の幸いであった

葉山・月山・朝日連峰

2009-11-04 | Weblog

葉山 自宅2階から 2009 11 4 AM8時

月山 頂上付近は雪雲に覆われて姿を見せない

朝日連峰

今朝 自宅から葉山 月山 朝日連峰の初冠雪を望む

蔵王連峰も南に見えるのだが あいにく視界が悪く初冠雪は確認出来ず

周りを取り囲む標高の高い山々が

いよいよ冬の雪化粧を始めた


今年の冬は

長くて そして寒さも厳しくなりそうだ

今年もいよいよ庭の木の粗垣を始める季節に

なってしまった

落葉・初雪

2009-11-03 | Weblog

鹿島神社境内の落葉     2009 11 3 AM10時頃


今朝 初雪が降った

未明に激しく降ったらしいが 私が起きた頃(8時頃)には既に止んでいた

例年は 11月半ば頃に初雪が降るのだが 今年はいつもの年より10日以上も早かった

今朝の最低気温は2℃

午前中 何度となく 雪がちらついた


晩秋・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

人気のない神社の境内の主は 

色あざやかに地面を覆う 

桜の木の落葉


どこからか イブモンタンの

甘い 切ない歌声の

「枯葉」の曲が

流れてきそうな雰囲気だった

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

春には 境内に咲いた満開の桜の下を潜って 春の訪れを歓んだ

夏には の大勢の人が境内に集まって 恒例のビアガーデンで酒を酌み交わした

どれもみな つい昨日の出来事のように甦って来た

そして 間もなく今年も寒い冬の季節が巡って来る


季節に限らず

私自身の時の過ぎ行く様が 

歳をひとつ重ねるごとに

どんどんと 

速度を増しているような

気がしてならない

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神社境内

自宅小屋 僅かに屋根の上に積もって とけ出した初雪が見える