ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ

初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

秋の気配 (2)

2015-07-29 | Weblog
7月26日 山形県を含む東北地方南部が梅雨明け

今年の梅雨は極端に雨の少ない

いわゆる空梅雨


梅雨が明け 

替わりに

朝から蝉時雨が賑やかに降り注ぐ

連日35度を越すような猛暑続き


街中の日中の様子

暑くて通りを歩いている人を

見掛けることはほとんどない


かといって・・・・

必ずしも暑さのせいだけではない

1年を通し

通りを歩く人はほとんどいない


街中を歩く人は

朝夕 学校とJRの駅の間を往復する

高校生ぐらいである


この辺りでは

移動する時は

ほとんどの人が車を利用する




しかし・・・・

こんな暑い日 外で汗を流し

一生懸命働いている人達がいる


国道に埋まっている古い水道管を

新しいものに取り換える工事をしている作業員達と

白いヘルメットを被り 

異様なほど真っ黒に日焼けした顔

赤い旗・緑の旗

使い古した 所々色褪せた2本の旗を

交互に持ち替え

一生懸命左右に振り続け

交通整理をしている派遣の人達である

・・・・・・・・・・・・・・・・


前回の日記からまた一ヶ月以上の空白期間

以前 百日以上休まず続けた事があった

今は何故か続かない・・・・・???

よく百日も続いたものだと

自分自身不思議な位だ


一ヶ月間撮り溜めたphotoを

暫く振りにUPしてみる事・・・・に


今はまだ7月下旬

梅雨明け 4日目

これからいよいよ

夏の暑さの正念場


風のない穏やかな日の夜明け 

まだ日の出前の

薄暗い早朝

湿って重い 淀んだ空気

ひんやりとした肌寒ささえ

感じるようになった


秋がすぐそこまで

忍び寄って来ているかのよう~



今日夕方 隣の隣町に住んでいる

娘の家に初めて訪ねてみた


寒河江は里前あるいは山際?

娘の住んでる朝日町は山里あるいは山中?

自宅から凡そ15km

都会から見れば50歩100歩

どちらにしてもあまり変わり映えのしない

きっと似たもの同士


しかし

娘の住む町に近付くにつれ

言葉には表すことの出来ないような

次第に山深くなって行く様子が

よくわかる


明日は 孫の9歳の誕生日

誕生日プレゼント?を届けて来た


これまで強いてこれと言った訪ねてみる理由が

なかなか見つからなかった

しかし 今日は違っていた

誕生日プレゼントは訪ねてみる事が出来る

絶好のチャンス


元気そうな孫の表情 

久し振りに会って・見て・話して

ホッと一安心

相変わらずゲーム機だけは手放さなかった



帰りがてらの車中

ふと 孫が誕生した当時の事を思い出す


満面皺くちゃ

両手を ぎゆっと握り締め 

気張って泣くせいだろうか?

顔を真赤に紅潮させて

まるで茹で蛸そっくりであった


赤ちゃんという名称

なるほど・・・ここから来ているのか?

と妙に納得した記憶がある


この世に生を授かり

生まれて初めて産声を上げた瞬間


孫と初対面の場面が脳裏をかすめ

胸に込み上げて来るものを感じた

あの時・・・・・


夕闇の中

次第に遠ざかる

バックミラーに映る背後の山々・空

何もかもすべてが

オレンジ色に染まる

美しい山里の夕焼け


明日もまた

今日の様にきっと暑い1日になりそう



車を停め

孫達の暮らす山里の町を

道路際からカメラに収めようとした

眼の前に

まるで しなやかな5本指を拡げたような

掌によく似たススキの穂が

群れ成して

風に戯れていた



梅雨明け間もない筈

偶然にも

小さな秋を見つけてしまった・・・


足早にそして音も立てず

寡黙に巡りしや

移ろい行く季節の歩み




※ 秋の気配



2015-7-29 朝日町和合より暖日山・ススキの穂



2015-7-29 朝日町大谷

2015-7-29 朝日町宮宿・暖日山

2015-7-29 朝日町宮宿  交通安全を呼び掛ける案山子 「ちびまるこ・友達」





2015-7-29 朝日町大谷

2015-7-29 朝日町大谷

仝上

2015-7-20 寒河江市箕輪

仝上

2015-7-28 寒河江市箕輪 キバナコスモス

仝上

寒河江市寒河江 葉山

2015-7-27 寒河江市長岡山寒河江公園より寒河江市東部市街地 

仝上

仝上

2015-7-19 畑の花壇?ルドベキア・グラジオラス・コスモス


※ 夏来たりグラジオラスと向日葵が色艶やかに咲き揃いして

※ コスモスと向日葵の花咲き初めし里山はもう初秋の憂い

※ 一輪の風に戯わむるコスモスの花を見つけて早や秋を知る


仝上 ルドベキア

仝上 向日葵

仝上 百日草

2015-7-19 オクラ

2015-7-19 メロン・スイカ・里芋

メロン 空梅雨でメロンも大豊作

2015-7-10 畑の守護神(カラスからスイカとメロンを守る我が家の黒猫)

2015-7-20 堰祭り

仝上

2015-7-19 早朝6時からの堰下刈り

2015-7-5 集落内一斉下刈り

2015-7-15 ジャガイモ収穫

仝上 今年は空梅雨のせいでジャガイモは大豊作

2015-7-10 月山と残雪

※ 月山の麓を走る沢線の土手に咲きたり木槿眩しや

※ 月山の山肌に咲く白き花夏来たりしてその身萎みて

月山山頂(晴れた日の空気のよく澄んだ日には≒40km離れた月山神社が肉眼でも見ることが出来る)

残照

2015-7-10 朝日連峰・清流寒河江川 鮎釣り

※ ふるさとの川辺に立ちて聞こゆるは早瀬を下る遠き思い出

2015-7-12 立葵

※ 立葵梅雨明けもせず頂きに早や届きして夏を待ちたり

※ 7月のまだ梅雨明けねども夏雲の白き峰々空に湧き出て

2015-7-5 庭の紫陽花
 
※ 哀しみが涙となりて降る雨は傘を差せども心を濡らし

※ 哀しみは涙となりてシトシトと晴れる事無き長梅雨のよう

※ 梅雨空に紫陽花の花濃紫憂い秘めたり濡れた花びら

※ 永遠の愛を誓った傘の中梅雨明けし時夢と消え行く

※ 永遠の愛を誓った雨の中去り行く君は傘も差さずに

※ シトシトと夜来の雨は深まりてあじさい薫る七月の庭

※ しとしとと夜来の雨は深まりてあじさい薫る梅雨寒の朝

※ アジサイの花薫る頃カッコウの夏を呼ぶ声里に沁み行く