ひなたぼっこ

「まだ見ぬ素晴らしい景色」を求めて自転車で。

ちょっくら牡蠣食べに行ってきました

2014-01-06 | Bicycle ride
我社としては珍しく9連休もあった年末年始休暇、あっという間でしたね(´;ω;`)
毎日呑んで食べてゴロゴロしてと「自堕落フルコース」の素敵な毎日を過ごせましたが、
酒とゴロ寝はともかくね・・・食い物には飽きてきました。

人が集まるこんな時はどうしても「肉」を食べる機会が増えます。
もちろんお肉は大好きですよ。美味しいからね!
でもこんだけ肉ばっか食べてると、お魚(魚介類)が無性に食べたくなるってもんですよ。
肉なんてしばらくいらないや。

とすれば・・・

天気が続いている瀬戸内側では牡蠣のシーズンですし、
呑み喰いしすぎて身体が超絶重いので、休み最終日にガツンと乗れば翌日からの出勤にも備えれていいんじゃないかと。

ヨシ!瀬戸内へ牡蠣を食べに行こう!


調度年末にマルコさんが御津まで行った記事を書かれたとこだったんで、
それを参考にさせて貰って、今回は岡山ではなく兵庫方面に決定!
佐用町役場を発着地として行ってみましょう。





写真のとおり快晴ですが、極寒ですw
寒さには割と強い自分でも、流石にこれは寒い。
とりあえず最初の佐用坂を登る。
普段は登り嫌いですが、この日ばかりは身体が暖まるのでありがたかったです。
で、下りは反対に超絶寒いから物凄くありがた迷惑w


国道179号で進み、三日月の交差点を右折して播磨科学公園都市に向かう県道28号線の坂を登っていきます。
おおう、なかなかの坂ではないか。
ここまでの坂だと、暖かいを通り越して暑いわ!w




播磨科学公園都市



“時間とともに成長する森の中の都市”をコンセプトに都市全体の計画がなされたようで、プランナーの中にはあの安藤忠雄氏もおられます。
なかなかカッチョエエ建物がありましたし、写真撮りたくなるとこが沢山ありました。
今回は時間の関係でスルーしましたが、また写真撮るだけにここに来てもかなり時間潰せると思います。

街のど真ん中を貫くこの道は「播磨テクノライン」と呼ばれる道。
主に公共施設や研究施設が入るとこなので、日曜のこの日は早朝なのもあってほとんど人がいませんでした。
すごく広くて綺麗な道なんで、こういうとこでクリテリウムの大会なんかやってくれれば見に行くのにね~



途中の橋の上から。



遥か向こうに見える白い稜線は氷ノ山方面でしょうか。
そして谷の向こう側には林道のような道・・・興味あるわ~



播磨科学公園都市を抜ければ、いつもならヒャッハーものの豪快なダウンヒルが続きますが、
なんせこの日の気温はマイナス。
寒いのはもちろんの事、凍結が怖くて恐る恐る下っていきましたw

だってこんな感じですよ。



陽があたってるとこは溶けてますが、日陰は霜がビッシリ。




こんなに結晶がはっきりと・・・


県道5号線、そして93号線へと移りながら南下して、たつの市に入っていきます。


途中見つけた看板。全てのサイクリストに捧ぐ(笑)






山陽道を潜ってさらに南下。
・・・あれ?マルコさんの記事でたつの市街がいい感じだったのに・・全然寄ってないw
まあ、ゆっくりしまっくってる時間もないのでまた今度にしよう。


山陽新幹線を見てテンション上がりますが、カメラを構えた頃には通り過ぎてますw
P330、非常に気に入ってますが、電源ONから撮影可能までの時間がモッサリなのが難点。
ちょっと待ってみても来ないので、諦めて出発した頃にまたゴゴゴ・・・と通り過ぎていくorz
そんな事を数回繰り返して・・・いよいよ本当に諦めたw
すいませんね、我が町には新幹線なんてハイソなもんは通ってないんで興奮しちゃうんですよね。



田んぼの真ん中を走る道路を進んでいきますが、まだ周囲に海は見えない。
また山越えかな?なんて道を進んだ先に突然海が現れました。



キタ!瀬戸内海だ!






去年の2月以来の播磨シーサイドライン。
景色が良くて、海岸線らしいアップダウンが続くとっても楽しい道。
サイクリストとの遭遇率の高さを見てもその素晴らしさが分かります。



道の駅 みつ




写真では見た事ありましたが、実物は本当にカッコイイ。
ていうかここのロケーションはちょっとヤバイよね。



地元鳥取の日本海は基本荒々しくて、小さい頃からそれが当たり前。
だからこちらの穏やかな海を見てると、自分らがよく知ってる海と違ってどこか異国の地のような気がしてくる。
たかだか100kmくらいの距離でそれを感じれる。
日本は狭いようで広い。
そしてそれを、自転車っていうアナログなアイテムを使って体験できる。

ハマらない理由がない。



ヨーシ!牡蠣を喰らうぞー!
この施設の中にあるレストランも興味津々でしたが、今回目指したのは室津の「海宝」というお店。
前回は行列凄くて入れなかったですが、今回は並んででも入ってやる気で来ました!
でもタイミング良くて待たずに入れました♪





うひゃひゃひゃひゃひゃ!美味ーい!
これからどんどん身が大きくなっていって、2月くらいがピークらしいです。




太刀魚の刺身と併せていただく。これも美味い!
刺身は光り物が好きなんです。
いやー、満足満足♪



お腹いっぱいで動くのが面倒くさくならないうちにまた走り出します。




写真だけ見てれば真冬の海とは思えない。
この道はほんとにいいですね。



ここに来れば外せないポイントの万葉岬もチェケラッチョ。



写真撮ってたら、グリーンアップルのKLEIN乗りさんが来られたので「じょにおさん??」と思いましたが、どうやら違ったようですw



再び播磨シーサイドラインを進む。



この辺り、なんとなく「とびしま街道」を思い出させます。
同じ瀬戸内海に面した場所なので当然と言えば当然なのかも。



道の駅&海の駅 あいおい白龍城でドリンク休憩。



建物の中に見えるのが白龍(ペーロン)船。
この船で競争するペーロン祭り、とっても見てみたいんですけど。



赤穂塩の搬出拠点として栄えた坂越の港からちょっと路地を入れば、



当時の面影を残す素敵な一画となる、坂越の大道。
瀬戸内海を介して津々浦々へ、そして北に伸びる千種川では高瀬船を使って出雲街道の平福まで物資の往来がありました。
出雲街道の宿場町って今まで結構色々巡ってるぞ。
自転車で感じる歴史とロマン。



赤穂御崎で瀬戸内海とお別れしたら、赤穂浪士の大石神社を目指します。



でも参拝客多過ぎて写真だけ撮って素通りw





赤穂市街を突っ切って、250線~96号線と北上し、557号線にて上郡を目指します。




「THE ぐりぐり道」ですw

こういう道が好みですけど・・・終盤になってのこの斜度と距離はキツいっす(´Д`)
汗かいて登りきって、凍えながら下るorz
寒さって体力まで消耗しますね。
この時期難しいですよ。


上郡に入ってからはもう淡々と。
もう登りらしい登り坂はなく、平坦と言ってもいい道がずっと続くんですが、
寒さで体力を奪われたのか、はたまた昼ご飯でライスを大盛りにしなかったからなのか
かなりしんどくなってきました。
補給できるコンビニもないので甘めのホットコーヒーを補給しますがあまり効果がありません。




辛くても・・・カンパユーザーとしては足を止めたくなるw(スペルは違うけど)


ラスト20kmがほんとうに辛くて長くて・・・
軽いハンガーノック状態だったかもしれません。


なんとか暗くなるまでに佐用町役場まで帰ってきて、
サイコンではジャスト120km&1520m。



長い連休の最後に思い出に残るいいライドが出来ました。


装備を解除して、自転車を車に積み込んだら、
あまりにお腹が減って・・・駅前のお店に吸い込まれましたw



濃い目のタレが疲れた身体に滲みるぅ。。。
実は家に帰ってご飯食べないといけないんですけどねw
しかも結局また肉食べてるし(笑)



読んでくれてありがとう!
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