KUROSHIBAです。
今回は上信越自動車道下り線・甘楽パーキング（の中のレストラン）のご紹介です。
富岡や下仁田へ行くときに、結構な頻度で利用しているのですが、ここのレストランは何を食べても美味しいです。
高速道路で食事をするときは、サービスエリアよりもパーキングエリアの方が低価格で味もいいとは以前から聞いていたのですが、ここで何度か食べているのが、
「かき揚げ天玉うどん」650円
という、極めてありきたりの一品です。
昔は電車に乗ると、たいていの駅のホームには決まって立ち食いうどん（そば）のお店がありました。それが300円くらいで、なんともいえないくらい美味しかったものです。電車の待ち時間などに忙しくかきこんで、とっても幸せな気分になりました。最近はあまり見かけなくなったような気がします。…そもそもあまり電車に乗らなくなってしまいました。
もちろん、あちこちのお店のうどんもそれぞれにオリジナルの良さはあるのですが、お家のカレーのように、駅の立ち食いうどんというのは郷愁を誘うすぐれものだと思います。
実は、この甘楽パーキングのうどん、なんと！駅のうどんととても味が近いのです！！
麺そのものより汁だと思うのですが、醬油ベースで妙に甘さ（ここがポイント？）があって、これにかき揚げ（天婦羅でもよい）の油が染みて、そこはかとなく、“ぐっ”ときた！のでした。さらに熱い汁に浮かんだ生卵を溶くと、透明の白身がジワジワと魔法のように白くなり、かき揚げをひと口、麺をひとすくい、そこに溶き卵が混じっての絶妙な味わいが、舌からのどへ、そして胃袋へと落ちていきます。
これぞ至福のひととき！ささやかな満足感はありきたりの日常生活の中にぽつんとあるのだということを改めて実感させられました。
もしも同じような郷愁をお持ちの方はだまされたと思ってぜひ一度食べてみてください。
あくまで好き好きであることを最後に付け加えておきます。
甘楽パーキング・下り線はこちら↓
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