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ご本人のいる美術館@関口コオきり絵美術館

2012-02-22 09:48:52 | 取材日記
こんにちは、たぬちです。美術館めぐりがわりと好きです。
きっかけはおそらく中学生の時に見た上野・国立西洋美術館の「死の舞踏」展。
あれはすごかった。願わくばもう一度見たい。

さて、先日お邪魔させていただいたのは「関口コオきり絵美術館」。
著名なのは子どもをモチーフにした「童」で、教材やカレンダーなどにたくさん登場しています。
おそらく、作品を見れば「あ!」と思い出されることでしょう。



こちらの美術館では、先生が今までに手がけた作品を四季に合わせて展示しています。
今の季節は雪や夜を感じる作品が多め。
ちなみに、「関口コオといえば童」と思っている方が多いそうなんですが、個人的には女性を描いたものがすごく素敵だと思います。
近松の戯曲を表現し、フランス・パリ国際サロン展でユニベールデザール賞受賞を受賞した「近松心中物語」をはじめ、切り絵とは思えない線で女性を描いています。
(個人的には、雪の中を飛ぶ蝶と雪女さんがたたずむ「雪の幻想」がお気に入り。)

そして、こちらの一番の特徴といえば、関口コオさんご本人がいらっしゃることでしょう。
取材に行ったら、館長さんと一緒に出迎えてくださいましたΣ(゜□゜ビックリ
とても穏やかで物腰が柔らかく、始終笑顔で今までのお仕事のお話や、作風、これからのことなどお聞かせくださいました。



入り口を入るとすぐの作業机で、こんな感じでお仕事もなさっています。
実はその日も、お仕事の最中。あと数日で締め切りなんだと笑ってらっしゃいました…。
そんなときにお邪魔して申し訳ありませんでした(´・ω・`)

もちろん、一般のお客様がいらっしゃった際もお会いしているんだそうです。
いろんな人と話をして、いろんな話を聞いて、コミュニケーションを取ることもいい作品を作るのに必要なんだとか。
お客様も驚かれるそうなんですが、先生や館長さん曰く「気軽に話しかけてほしい」とのことでした。

ちなみに、作品集やプリントレプリカなどもいただいてしまい、なんとサインまで…。
ありがとうございました!


これが「近松心中物語」。本物はサイズもかなり大きくて迫力が違います。

貴重なお話を聞けて、素晴らしい作品に出会える、そんな美術館のご紹介でした!

ぐんラボ!-関口コオきり絵美術館



ほかにもこんな美術館・博物館知ってるよ!という情報があればこちらまで!
ぐんラボ!

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