退院

手術当日　点滴を入れるのに　研修医の方が来た
針を入れるのに　それはそれは慎重に場所を選び　手つきがもたついてる感じ
そこへナースが来て　仕事が遅れてるから早くと催促の電話がいっぱいきてると・・・
私はそれを聞いて　吹き出しそうになった　
持ち物を置いて行くし　ベッドの柵は上げないで行くし　　がんばりやーと思った

今回の手術は　ドラマの「Dr.チョコレート」を見ていたから　どうしても頭によぎった　
手術室に入り　ナースはやけに男前な女の方で　あ～うなぎだわ
自己紹介された麻酔医の方は　あ～残高ね　ドラマと違いイケメンだったけど
ベッドに横になり　酸素マスクをされて　眠くなりまーすと言われてすぐに記憶なくなった　　「命はひとつ」と言ったかは　確認出来なかった　
起きた時は　もう病室　本当に手術したのかいなという感じ

初めは痛み止めが効いてたけど　翌日はなんかしんどい　でももう歩けとご指導
うわぁと思いながらも頑張る　
日替わりで訪れるナースや　先生は　みんな若い　
いろんな経験を積んで　病人を助ける　大事なお仕事　すごいなー　
入院の部屋は４人部屋で　私の隣は　おそらく何回も入院してる　おばあちゃん
ナースとのやりとりが面白い　「この年になったら　なんも恥ずかしい事はない」と笑ってる
「私は中学校しか出ていない　本当は高校に行きたかった　だから頑張りなさい」と　
ナースを励ましてた　　もう人生を達観してる　
このおばあちゃんに幸せが訪れますように　
病院っていろんな事を考える時間だけはあるからね
日に日に良くなるのは分かり　退院に向けて　気持ちも体力的にも　準備中