最近の出来事

ニュースや新しいテクノロジー、サイエンスについて感じること。

イタリアワイン

2009-12-16 12:01:10 | グルメ

昨夜の子供のコンサートが終わり、久しぶりにまともなワインを開けることとする。
Barolo DOCG Riserva 'San Pietro" by Viberti Giovanni の1999年は期待できる年だと聞いた。
”ブロンクスのリトルイタリー”といわれるアーサーアベニューの酒屋で入手したという。
昨日から、今夜飲む予定で準備を始めて楽しみにしていた。
先ほどデキャントしておいたワインをいよいよ トーストとカマンベールで 味わう。
かなり、しっかりしたワインでいわゆる crushed berry が前面に出ている。
やっぱり、 Barolo は好きなワインの一つで落胆させらあれたことがない。
今回も当たりである。

Snow Flower and the Secret Fan by Lisa See

2009-12-15 12:18:54 | 日記


This is a story of friendship, deception, redemption and love. Ms. See tells a powerful story through lives of chinese women in a rural village where a tradition of foot-binding prevails. Although the culture and the society illustrated in this book are quite intriguing, the strength of this novel lies in story itself. Lisa See's writing style is just right. She keeps decency by not going too detail and avoids the overuse of jargons. This graceful book occupies a special place in my mind.

It describes a different culture and inevitably conflicts with my ethics but the issue dissipates when the story itself is compelling.
It broke my heart but could not put the book down.


纏足の話。
詳しく社会事情の含めて話を読んだのはこれが初めて。
中学高校で、本来の意味まで踏み込めないのも納得出来る。
悲しい話だが、著者の描写の仕方が素晴らしく、最後まで一気に読める。
友情と裏切り、後悔と贖罪、そしてその中をずっと貫いているのは深い愛という、日本語で書くと恥ずかしくなるような内容だが一読に値する特別な小説だ。

アイスホッケー

2009-12-14 10:37:34 | 日記
今日は待ち時間の間、コーヒーを飲みながらマイツ級のアイスホッケーを観戦。小学校低学年の選手達が氷上で戦っているが、観戦する親を見ている方が面白い。子供は比較的冷静にプレーを続けているが、応援団は絶叫し続けている。声帯ポリープを育てているんじゃないか?

残り1分、一点負けていたホームチームがコールキーパーを引き上げ6人攻撃に出る。怒濤の様な攻撃を続けシュートの嵐が吹き荒れるがゴールキーパーが鉄壁。そのうち、こぼれたパックがスルスルとリンクの反対側のゴールに向かって滑っていく。選手が必死に追いかける。両応援団の絶叫は頂点に達する。だんだん速度が緩み、選手が追いつく直前にパックはゴールポストの手前数cmのところで一休みする。スタジアム中を揺るがす大音響。応援団ご苦労様でした。

そういえば近所のサッカーママは日曜日ごとに声を潰していたっけな。

地球温暖化は人為的影響か?

2009-12-13 01:28:15 | 日記
地球の温度が変動してきたのは多くの証拠によって支持されており、異論を唱える人を聞いたことがない。これからも気温は上昇したり下降したりすると考えるのが自然だ。
その変動に人間の活動が大きな影響を与えているかどうかが問題となっている。

日本ではエコブームらしく、地球温暖化は人為的影響であり、エコ生活をすれば気候温暖化は防げる、あるいは緩徐に出来ると盲目的に信じている人が多いようだ。マスコミの論調の影響だろうか。日本の新聞等を読むと、記者の科学知識の低さにいつも驚かされる。世間に流布している膨大な科学データの正しい読み方を知らないとしか思えない。必然的に記事が非科学的になるが、気にとめない人がほとんどなのだろう。

世界では、冷静にその仮説(人為的影響で気候が温暖化している)を検証しようと多くの組織が研究を続けている。その頂点に立つ研究グループの一つがCRU (Climate Research Unit) である。その代表がデータを改竄したのだからひどい。「人為的影響が無くても気候は現在のように変動する」という Null Hypothesis が否定できなかったからといって、データの解釈の仕方を変えるというのはいかがなものか。ちなみに、データそのものを書き換えなくても、都合の良いデータだけ選ぶ行為は立派にデータ改竄である。

逆に解釈すると、長年研究したけれど人為的影響が気候変動に重大な影響を与えていると証明できなかったということである。もちろん、だからといって、人間の活動が無視できるという訳ではない。

新聞等ではわかりやすくするためという旗印のもと、科学的には首をかしげたくなるような図表の改変が横行している。(ただ無知なだけかも知れないが)それと同じレベルの行為を科学者が行ってはいけない。ましてや、各国の政策に(COP15も含めて)影響を与える国連の報告書(IPCC)である。

日本のエコ、アメリカの Go Green に基本的に賛同するが、大義名分についてはまだ懐疑的である。

服装

2009-12-12 09:36:45 | 日記
今日は凍りつくほど寒い。
気温は氷点下。
この天候にもかかわらずTシャツ、短パン姿でジョギングしているアメリカ人にはただ呆れるばかり。
日本では氷が張っている脇をあんなに軽装で走っている人を見たことがない。

そういえばコロラドでそりに乗った際、隣に座っていた夫婦が「暖かい気候を求めてコロラドに来ている」と行っていた。
その時の気温は零下10度くらいだったはず。
確かに、野沢温泉で経験した零下30度に比べれば暖かいが、それにしても、である。
彼らはミネソタから来たと行っていた。

アメリカの学校の柔軟性

2009-12-11 13:32:25 | 日記
今日は事情があって、アメリカの大学三年生(Junior)と面談した。19才だという。
このままいくと、21才で大学を卒業してしまう。
計算が合わない。
一年早く私立の preschool (日本の幼稚園の年中さん)に通ったからだという。

公立学校では誕生日で学年が自動的に決まるのだが、私立から編入する場合はその限りでない。
さらに、学区によって区切りの日付が異なるので公立からの転校でも微妙にずれてくる。

私立の良い学校(boarding school)は9月1日、この辺の学区は12月1日、隣の学区は翌年1月1日である。
近くの私立の幼稚園では、そういう学年変更日直後に生まれた子供達が大半である。
つまり、全員が9月生まれか12月生まれである。

そういう風に多様性が認められるのは。よく言えば柔軟、悪く言うといい加減。
それと比べると日本は、きちんと統一されている、或いは融通が利かないと言えるか。
どちらが良いかは判断しかねるが、国民性の差だろうか。


庭の木のその後

2009-12-10 23:14:56 | 日記
昨日の木は、ここ4年間で4本目の被害。
2年半ほど前に竜巻でリンゴとなしと楓が一本ずつ倒れた。

リンゴは毎年近所の人が実を使ってパイを作っていたので、無くなって寂しいと多くの人から残念がる声が上がった。
リンゴの木は倒れたと言うより、根こそぎ巻き上げられて隣の車庫前に駐車してあったグランドチェロキーの上に横たわっていた。

なしは静かに倒れていた。

楓は幹の直径が30cm位あったので、切り株として残ってしまった。
幹や枝はチェーンソーを向かいから借りて切りまくったのだが、しばらく手が痺れていて「これを続けたら白蝋病になるのもうなずける」と実感した。
切り株はどうやっても掘り起こせず、そのまま自然の力で朽ち果てるのを待つこととした。2年半たっても余り変化がない。

今回の木は、高さがせいぜい4mくらいなので、のこぎりで片付けよう。


Matt Damon

2009-12-07 23:53:34 | 日記

今日はマット・デイモンの映画撮影に出くわした。
通りたい小道を通させてもらえなかった。
撮影場所からはゆうに30mは離れているのに。

どうやら、彼が聴衆(エキストラ)の前で演説をしているシーンのようだ。
時折、凄まじい歓声が上がる。
エキストラにも気合いが入っている。
聞くと、一日$90だそうだ。
この寒いなか立ちんぼで$90は高いのか安いのか判断できないが、みんな楽しそうに参加していたので、報酬の多少は問題になっていないようだ。
公開は来年ということだ。


Cheese Cake Factory

2009-12-06 20:25:23 | 日記


今日は久しぶりにチーズケーキファクトリーで食事。
相変わらず大きい。
カプチーノのカップが大きめのカフェオレカップくらいのサイズあり。
ケーキも異様に大きい。
食事も同様に巨大なおさらに4人前くらいの量。
味は良いのだが、アメリカ人でも完食する人はいない。
みんなお持ち帰りバッグを頼んでいる。

クリスマスツリーの飾り付け

2009-12-05 16:48:47 | 日記


今日はいよいよクリスマスツリーの飾りをすることに。
外は雪。
雪かきと明日の車の運転を考えると気が重いが、ツリーと雪は似合っているので良しとする。
飾りはほとんどを Baldwin で揃えている。
毎年5個ずつ収集しているものがだいぶたまったので、他の飾り達が引退したからだ。


今日はいよいよクリスマスツリーの飾りをすることに。
外は雪。
雪かきと明日の車の運転を考えると気が重いが、ツリーと雪は似合っているので良しとする。
飾りはほとんどを Baldwin で揃えている。
毎年5個ずつ収集しているものがだいぶたまったので、他の飾り達が引退したからだ。




クリスマスツリー

2009-12-04 23:46:57 | 日記


今日は近所の植木屋さんでクリスマスツリーを買い付けに行った。
去年は先端が天井に使えてしまったの少し切り落としたのだが、一番上の飾りを取り付けられず苦労した。
今年は2クラス小さい木を選んだ。
種類は Fraser Fir とした。

ロックフェラーセンターのツリーを見た直後だけに落差は大きい。


ウェストサイド・ストーリー

2009-12-03 23:02:51 | 日記
リバイバルだけれども、バーンスタインの曲にソンドハイムの詞、ジェロームロビンズの振り付けとなると、見に行こうかなと言う気になる。

本来、行き場のないエネルギーを人種間の衝突で発散させているはずの2グループだが、この舞台では屈折した若者達が無理解によって事件を起こす筋書きとなっている。

特筆は、アニータ役の Karen Olive の踊りと歌唱力。
舞台後の挨拶でもひときわ大きな拍手をもらっており、観客に評価されていることが分かる。声の質、高音ののび、キレのある踊り、どれをとっても超一品。覚えておこう。

主役のトニー役は Matt Cavenaugh で、合格点。マリア役の Josephina Scaglione は話し方と演技は上手なのだが、声が透明で他のキャストと異質のため苦労しているように見える。

充実した舞台だった。

シャガール

2009-12-02 12:21:26 | 日記

リンカーンセンターに行ってみると、今日はメトロポリタン歌劇場のシャガールが見えていた。
通りがかりに写真を撮った。
オペラを見に来た訳じゃないが、この歌劇場はシャガールが見えている時には美しい。

向かって右の黄色が印象として残る絵が Sources of Music で左の赤い絵が Triumph of Music である。
シャガールの絵は色彩も構図も好きなので、カーテンが開いていると嬉しくなる。