裏甘×辛 ドラマ、映画の感想

最近は映画の感想が多いです。
あとYouTubeの宣伝とか。

スケボー。3日目。10:00〜0:00

2017-07-01 23:15:51 | つぶやき
前日のショッキングな事実から立ち直れないまま朝を迎えた。
仕事が終わってからも深夜まで動画を検索した。
そして改めて、スケートボードとはなんぞや?的にパーツそれぞれの名前や動き、種類などを勉強しまくった。

しかし、どんなに足掻いても現実は変わらない。
そう、今俺の手元にあるのは4000円のボード。
しかしだからと言って辞める事はない。
出来ることをやればいい。
そう自分に言い聞かせ、今日は近くの駐車場に練習へ向かった。

快晴。

気持ちのいい天気。スケボー日和。
適度に風も吹いて、動くには心地よい気温。

まず、どうしても試したいことがあった。
だからいつもどおり、バッチリとプロテクターをつける。
荒れた路面でのプッシュ。
あの動画を見て、そしてその後に勉強を重ねた。
このボードでは絶対に出来ないこと。
出来ないってことを確かめなければならない。

思い切って踏み込んで見た。

前に重心をかけて少し勢いよく少し進んだ所で、ガクンと急にブレーキがかかる。崩れたバランスを取ろうとして重心が下がる。左足が勢いよく前に出る。ボードが進む。気がつくと、青空が見えた。そして息が苦しい。



綺麗に背中からアスファルトの上に投げ出された。
しかし、これは想定内だ。転ぶのは覚悟の上。
守らなければいけないのは、大事な左手。ギターが弾けなくなる。だから前には正直転がりたくなかった。
まあ、後ろにひっくり返るとは思ってなかったが。
背中と腰は痛いが、手は大丈夫。プロテクターが守ってくれた。


突然の急ブレーキの原因はすぐに見つかった。
本当に小さな小石。取るに足らない小石が越えられないのだ。
そほれは動画で見ていた。
「このウィールでは小石で止まってしまう」
それは安物だということもある。ベアリングも回らない。ウィール自体の材質もダメだ。
それが理解できた。ちゃんと身体でも、確認した。
ここが大事だと思うのだ。
これではいずれ大怪我をする。
「何がしたいのか」
それすらもわかっていなかった。

実は、スケートボードには大きく2つ、スタイルと言うか異なる楽しみ方があるのだ。
俺はそれさえも全然理解していなかった。
1つはトリック。オーリーを基準に飛んだり跳ねたりするやつ。
もう1つはプッシュ。街乗りでガンガン走るやつ。
この2つ、実は別物なのです。
街乗り用のウィールとトリック用のウィールは全然硬さが違うわけです。
俺のは…それ以前の問題。

まずはこの板で出来ること、つかまり立ちでのノーズ上げキープ。これを手放しまでなんとか持っていく。

そして本物の板がどういうものか、どうしてもこの目で見てみたくなったわけ。

スケボー。2日目。延長戦。

2017-07-01 17:19:05 | つぶやき
顎が外れそうになる、とは比喩ではあるのだか。
意外と人間、顎って外れるのだ。
俺は顎が外れた人間を2回見たことがある。
本当に驚くくらい顔が長くなって、涎が止まらなくなっていた。
口を閉じられないから涎が止まらないのか、顎が外れたから涎が止まらないのか。顎が外れていないのに涎が止まらないにんげんをまだ見たことがないので、イマイチ判断はつかないんだが。

帰る途中でも、ずっと考えていた。

高い板、怖いくらい軽く滑る。
安い板は? どのくらい滑る?
滑らないのは自分のせいだと思っていたけど、もしかして板のせい?
でもあんな滑る板は、ちょっと怖いという印象しかない。
あれが特殊なのか?
ところがそれを聞く相手がいない。

だがしかし、そんな時はインターネットですよ。
パークで会った彼も言ってた。
「板のことをインターネットで調べた方がいい」
その時はイマイチ意味がわからなかった。
「高い板を買うならちゃんと調べた方がいい」
程度に受け止めていたからだ。

20,000円vs1,500円のスケボー! 何が違う? 試して見た

という動画を発見した。
これだ! まさしくこれ! まあ俺のは4,000円だけど、大して違わんだろ!
もしも時間があったら見て欲しい…8分ほどの短い動画だ。

…。

…。

…。

ナンジャコリャー!

マジで顎が外れるかと思った。
安い方の板、それに乗ってる映像。
まさしく今朝の俺。デジャブ。
ちゃんと滑れる奴が乗っても、全然ダメ。
いや、それでも俺より当然上手く乗れてる。
でもさ、例えばウィール(タイヤね)を手で回してみる。
高い板のはずーっと回ってる。
安いのはすぐに「止まる」
そう、俺のも。
乗ってもそう。
高いのはシャーって、ずっと向こうまで行ってしまう。
安いのはすぐに「止まる」
そう、俺のも。

こ、こりゃだめだ。

外れかけた顎をなんとか押し上げる。
ずーっと、瞬きも忘れて見入ってしまった。
あんなに転んで打ってあちこち痛くて、若干熱っぽいくらいで筋肉痛もすごくてそれでも必死に頑張ったけど。
こりゃだめだ。

「買い換えなきゃダメだ!」

スケボー。2日目。9:00〜11:00

2017-07-01 09:54:45 | つぶやき
前日の夜は飲みに出ていた為、朝一で車を駐車場まで取りに行った。
車には昨日届いたスケボーが積んであるので、今日はそのまま練習に行くことにした。

場所は昨日の夕方に行ったパーク。
天気も良く、絶好のスケボー日和。
プロテクターを装着していざ練習開始。

パークはその辺の駐車場と違って、ヒビ割れや段差、小石などがない。アスファルトだけど走りやすい。
動画とかでよく見る専用コースだと、コンクリート打ちっ放しとかでもっとよく滑る感じだが、ここも初日の朝の駐車場と比べたら雲泥の差。
小石でつまづいてこけたりしない。

まずは昨日の続き。
右足でテールを踏んでノーズをあげる。
あげたノーズに左足を載せる。
体全体でノーズを踏み込んで着地する。
足を乗せたままテールを踏み込んでノーズをあげる。
この繰り返し。
地味だ。確かに地味だ。でも基礎の基礎の動画で、これが必ず出来るように! と言っていた。
お膝は柔らかくですよ〜、と。
だから黙々とやる。
簡単なことに思えるかもしれないが、これが既に大変。(46歳には)
休憩しつつ、1時間ほど続ける。
たまにテールを軽く踏み込んだ時に身体を捻って回転してみる。前日より間違いなく回れるようになっている。
この練習はどうやら無駄じゃない。
そう思い、また黙々と練習する。れ

汗もかいたので水分を摂り、ゆっくり休んでから今日の次の目標に取り組む。
プッシュ。
プッシュとは、スケボーとえ聞いて普通の人が想像するアレだ。
片足乗せて片足で地面を蹴って「シャー」と走るやつ。
まずはボードの両側に足を置く。右足をノーズに置く。
膝を曲げて、少し前傾。(ヨーイドン! みたいな形?)
右足を軽く蹴る。前に進んだら右足をテールに載せる。
これだけ。書くとこれだけ。
でもせいぜい1m〜2mってとこ。しかも遅い。
たまにブレーキがかかったようになりつんのめる。
勢いをつけ過ぎると左足を置いたボードだけが前に進んで右足が追いつかなくなる。
なので、ゆっくり踏み込んで少し進んで止まりそうになったらまた右足で蹴る。という状態でパークを大きく1周する。とにかくこれを続けることにした。
30分ほど練習。少しずつ切れ目なく走れるようになるが、勢いをつけ過ぎるとコケる。曲がるのも少しずつ。
スピードが遅いからなのか、バランスが悪いからなのか、たまに急に止まってつんのめる。
昨日よりはプッシュが出来るようになった。
まだ不恰好でソロリソロリだけど。

また少し休憩しながら、youtubeで動画を探す。
座った状態で両足をボードに載せ、朝一でやった練習の「テールを地面につけない」状態でキープするという練習があった。
その後、今度は手摺とかに捕まって立った状態でキープしたらいいんだという。
試しに立った状態でやろうと思ったが全然出来なかった。
ので、まずは座ってやってみた。座って、とかもうスケボー関係なくねー? みたいな。
でも、これが足が辛い。
テール側の踏み込み加減をキープ出来ない。
脹脛に異様に力が入る。つまり、その為の筋肉が無いのだ。これでは出来るはずがない。
つかまり立ちでやってみる。
右足への負担が半端ない。しかも両手でガッチリ掴まないとキープ出来ない。
これ、手を離しても出来るようになるのか? 本当に。
情けないが出来ないから仕方ない。
この状態を15分ほどやって、足がプルプルと痙攣しだしたので今日の練習は終了。
実りある1日だったが、いくらなんでもどうも違和感が拭えない。
俺、下手すぎやしないか?
そして思い出す昨日の言葉。
「最初は形から入った方がいいすよ」
そして思い出す自分の感想。
「滑り過ぎて怖い」
プッシュしても滑らない。
滑り過ぎて怖い。
4千円の板。
3万円の板。
「ネットで調べた方が…」と言っていた。
家に帰って調べてみて、驚愕の事実に顎が外れそうになった。