うちにはゴーストバスターズ1.2のBlu-rayがある。
ゴーストバスターズが大好きだ。
確かに古い映画だ。もう40年くらい前の映画(1984年公開)
当時はコメディー映画全盛期。
コメディアン出身の俳優もたくさんいた。
ゴーストバスターズの脚本、出演のダンエクロイドや、出演のビルマーレーもコメディアン出身だ。
そういう人が「喋り芸」で盛り上がる映画が好きだった。
今回、監督は1.2の監督のアイバンライトマンの息子のジェイソンライトマン。
脚本も息子が書いている。
以前はダンエクロイドとハロルドレイスミス。ハロルドが亡くなってしまったので、続編は望まれていたが難しいとされていた。
実は、ゴーストバスターズは2016年にも女性キャストに変えてリブートされたり、小説、アニメ、ゲーム、テレビシリーズとアメリカでは今でも大人気なのだ。
今回、主人公をイゴン(ハロルド)の孫に設定。
彼は2の後、全ての装備を持って会社を出てしまう。失踪したのだ。家族も捨てて。
そして、映画の冒頭で枯れ果てた農場で一体のゴーストを捕獲して死んでしまった。
彼の死後、相続のために生き別れた娘が田舎の農場を訪れる。息子(トレヴァ)と娘(フィービー)を連れて。
このフィービーが、イゴンの天才の遺伝子を受け継ぎ、そしてイゴンの霊?に導かれ、残された装備を復活させる。
学校で友達になったポッドキャストと街の謎に迫り、復活するゴーザと戦うことになる。
ラストではキャストが総出演。
過去ファンも喜んだろう。勿論、自分も喜んだ。
エンドクレジットの途中、そして後にも昔の出演者のその後が出る。(シガニウィーバーもピーターが昔やっていた透視テストをやっている)
何故、イゴンが全ての装備を持って失踪したのか。
その謎が解き明かされて、家族と仲間の絆も戻ったいく。
最初ワクワク、そしてドキドキ。
そして感動。
N.Y.を舞台にした全シリーズとは違い、片田舎の農場という、派手さは無いがなんか深くなった脚本で、正直映画として一番完成したと思った。
コメディアンの話芸で話しを盛り上げることはないが、子供の冒険譚としてとても良くできている。
見て欲しいのは、エクトモービルとゴーストのカーチェイス? 銃座もついていて、とても「高まる」のだ。
新型のラジコン型トラップか出てきて、
「今なら空飛ぶだろ」となるが、その古さや田舎でも買えるもので作っただろう新装備もまた、ご都合じゃない脚本の深さが出ていていい。
このご時世だが、是非、映画館で楽しんで欲しい。