実は初体験。
人見知りが激しいので、バスにはかなりの警戒感があるのです。まあJRにもありますよ、隣が知らない人になるわけですし。
とにかく深夜バスは勿論「辛い」と深夜バス芸人の方達がよく言っておられましたので、相当な覚悟を持っての乗車なのです。
次の朝には札幌からカブで出発することを考えると、やはり「寝る」ことは最重要課題。つまり先に寝れるかぎ勝負と踏んだわたくしは、乗車前に身を清めてさっぱりとし、更に酒を飲んで早寝してしまう作戦を立てました。
荷物が増えないように嫁には1度断った枕ですが、最近乗ったという経験者からのアドバイスで採用。お腹いっぱい眠くなる作戦の為にオニギリも作ってもらいました。
寝る為に考えられる全てのことをクリアして、釧路バスへ向かったのです。
バスは噂通り2台。
1台は女性専用バス。
これで少し安心。寝込みを襲われる心配はありません。
外で待っていた運転手さんに荷物を預け、いざ車内へ。
3列シートとはいえ、やはりバスなので隣は近いです。それでも肘のポジショニングで小競り合いをする心配はなさそう。
足元はフットレストがあるとはいえ、175cmのわたくしには少し長さが足りません。あと10cmくらい欲しいところ。
背もたれはかなり倒れますが、頭はカーブなどで揺れてしまいます。
枕は正解でした。あれでかなり快適でした。ただ、朝には寝汗でひどかったので、枕用のタオルは必要だったかもしれません。
平日深夜の乗車率は7割くらい?
1度着席してから、後ろの空いてる席に移動してもいいというアナウンス。
わたくしの前の人も移動していました。
途中でコンビニやパーキングに止まるということでしたが、本当に止まっていたかはわかりません。あまり寝れてないつもりでしたが、思ったよりもちゃんと寝てたようです。
それでも、誰かがトイレのドアを開けた音、自分がトイレに行く時、蒸し暑かった時、そしてもう一つ起きた原因は
「後ろの人の叫び声」
寝言みたいなんですが、なんか喧嘩してる感じ。迷惑だなと思いましたが、俺が寝てる時はそれにイビキがプラスなので、他の人の迷惑を考えると何も言うことはないのです。
そう、深夜バスは寝た奴が勝ちなのです。
あと、オニギリは銀紙で包んではいけません。カサカサ言います。とても響きます。
そうこうしてるうち、札幌に到着しました。
明日はカブ引取り、出発編です。
