saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

ヒマラヤ桜咲く甘樫丘

2018-11-17 16:11:48 | Weblog
11月17日(土)曇りの天気予報だったせいか、甘樫丘を歩く人、何人かにであった内、数人の人が傘を持っておられた。自分はストックを両手にもっているので傘は持てないから、♬雨がふったら濡れれば良いさ~♪、といった感じ。
今日はザックにカメラを入れたので、脚に負荷がかかり、思っていた以上に、登り坂や階段で足が上がらない始末。今は傘1本でも重く感じます。
伐採が進んだ「柑橘園」の山腹を見下ろす尾根道を通る頃に、多かった雲が何処かへ消え、薄雲の隙間から太陽の光が射し、小さくUP‐DNするコナラ林の黄葉が美しく照り映えてきた。甘樫丘展望台近くにある、目的のヒマラヤ桜は、予想通り、満開になっていました。雲の切れ間を待っていたら、数日前、ここで‟メジロ”を撮影していた方が来られた。‟メジロ”は何羽も来ているが、小さいので小枝の入り組んだ梢に紛れて、300㎜程度の望遠レンズでは思うように撮影するのは難しそうだ。
小鳥の撮影に来たわけではないので、この場所はゆずって、他の場所へ移動しました。そこでも‟メジロ”や、もう少し大きな鳥が来て花びらをツツイテました。花が落ちているのは鳥たちの仕業です。ずいぶん昔だが岩手の小岩井牧場の1本桜を撮影に行ったとき、沿道の桜並木の花がヒヨドリに突っつかれ、ほとんど道に落ちていたのを思い出した。
何時しか雲が消え、大きく広がった青空に淡いピンクの‟ヒマラヤ桜”が誇らしげに咲いていた。きっと今頃、カトマンズの街の桜も咲いていることだろう。(小さい写真はクリックで拡大)

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