saderのエッセイ館

saderは自然の中を旅するのが好きです。
四季折々自然が持つ“蠱惑の魅力”を『エッセイ館(やかた)』へとどけます。

山辺の道

2015-04-03 13:12:37 | Weblog
4月2日(木)今週は今日しか“晴れ”の日は無さそうなので、満開の桜街道が期待できる山辺の道を歩く事にして家を出たが、少し遅かったこともあって、出発点の石上神宮は、すでに多くの人で賑わっていた。
桜、梅、ともに満開、内山永久寺跡も丁度見頃、池に青空と桜が映り込み、遠く生駒の山並みまでクッキリ、はっきり久しぶりに黄砂の影響を受けないヌケの良い景色に出会えた。陽射しは5月並み?らしいが照り返しもあって、昼ころには真夏のような暑さになった。花が咲き薫る美しい「天理トレールセンター」では、お茶のオモテナシを戴き、お弁当をひろげる人などが一息入れていた。桜、紅梅、白梅、菜の花などが今を盛りと咲き誇っている崇神天皇陵を後に、景行天皇陵の菜の花畑で撮影していると20数人のアメリカ人のトレッカーがやって来て、桜井市はどっちだ?と聞かれた。どうやら日本語は、ほとんどダメな中高年達のようで、私のブロークンで怪しげな説明ににこやかに頷いていたが…、長閑な花咲く古代の道を“Mt.三輪山”を目指し歩いて行った。(写真をクリックすると拡大します)

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