紀平梨花、3回転半1本成功 転倒あってもフリー152・59点、合計223・49点
「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)
女子フリーが行われ、SP7位からの巻き返しを狙う紀平梨花(16)=関大KFSC=は3回転アクセルに2本挑み、1度着氷させた。フリー152・59点、合計223・49点だった。
冒頭の大技、3回転アクセル-3回転トーループは見事に着氷し、歓声を浴びた。惜しくも次の単独での3回転アクセルは転倒してしまったが、残りのジャンプはしっかりと決めた。
フリー自己ベストの154・72点には届かなかったが、冒頭の3回転アクセルからの連続ジャンプで出来栄え点で2・86点の加点を得て、この要素だけで15・06点を稼いだ。単独の3回転アクセルは転倒による1点の減点、さらに出来栄え点で3・66点の減点があった。
残りのジャンプは1点以上の加点を得て、さらにスピン・ステップシークエンスは最高評価のレベル4を獲得。転倒以外はほぼ完ぺきな演技だった。
演技後は何度かうなずき、何か自分に言い聞かせるように口にしていた。
日本勢表彰台逃す、紀平4位で国際大会6連勝で止まる ザギトワ初V 坂本5位、宮原6位
「フィギュアスケート・世界選手権」(22日、さいたまスーパーアリーナ)
女子フリーが行われ、日本選手は表彰台を逃した。紀平梨花(16)=関大KFSC=の4位(223・49点)が最高だった。3位とは0・31点差の僅差だった。優勝はアリーナ・ザギトワ(ロシア)で合計237・50点だった。
SP1位のザギトワは、フリーでも次々とジャンプを着氷させた。後半の3回転ルッツ-3回転ループ、3回転フリップからの3連続ジャンプという難易度の高い要素も決め、得点を伸ばした。場内での優勝インタビューでにこやかに「ありがとうございました」と日本語であいさつした。
2位には女子では世界選手権、五輪を通じて初めて4回転サルコーを成功させたエリザベト・トゥルシンバエワ(カザフスタン)がフリー148・80点、合計224・76点で入った。
3位には世界選手権を2度制しているエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)がフリー149・57点、合計223・80点で入った。
日本勢では坂本花織(18)=シスメックス=が合計222・83点で5位、宮原知子(20)=関大=が215・95点で6位だった。紀平はフリーだけならば2位の成績だったが、SPの出遅れを挽回しきれなかった。国際大会の連勝も6でストップした。ただ、上位2人の合計順位により、来年の世界選手権の日本代表枠「3」は確保した。