ごとりん・るーむ映画ぶろぐ

 現在584本の映画のあくまで個人的な感想をアップさせていただいています。ラブコメ、ホラー、歴史映画が好きです【^_^】

「Dr.HOUSE」(ブライアン・シンガー製作)

2009-11-18 | Weblog
キャスト:ヒュー・ローリー、リサ・エデルシュタイン、オマー・エプス、ジェニファー・モリソン、ジェシー・スペンサー

評価:☆

コメント:シーズン4がレンタル開始だが、シーズン1の途中で挫折。アメリカの連続ドラマだと何気に借りてそのままずっとレンタルしてしまうという悪い癖があるのだが…。アメリカでは第6シーズン放映中というから、やはり人気ドラマだとは思うのだが。ブレインズボロ教育病院という総合病院に数々の難しい病を抱えた患者が現れるという設定だが、病気ものがそもそも見ていてつらい。
 「原因が不明」という難病を助手たちと議論し、ボードに書き写していきながらその可能性を検討していくという姿勢は面白い。こういう問答タイプだと確かに専門家としての見識がすぐわかるし、黙っていると何も見識がないこともばれるという仕組み。ソクラテス型対話で治療の方向性を進めるわけだが、こういうタイプの授業がもし本格化していくと、勉強不足の人間にはこたえるだろう。「ブラザース」(北野武監督)に出演していたオマー・エプスがスラム街での「万引ドロボー」から卒業してホプキンス大学医学部を卒業という微妙な役どころを演じているのが面白い。ガドリウム、夜驚病、多発性硬化病、オッカムの理論、コルシチン、1,000のウイルスを6つに絞り込む、ブレドニゾン、ヒポクラテスの誓い、ウィルソン病…といった難解な用語が頻出しつつも解決に向かっていくドラマの構成は確かにメディカル・ミステリー。また偏屈ではあるが心のそこに「何か」を抱えている欠点だらけの医師という設定も悪くはない。ただ病院であまりに悩みを抱える姿が露出されると「患者」の側としてはやや不安になるのもまた事実…

ストーリー:ブレインズボロ教育病院に勤めるドクター・ハウス。鎮痛剤を飲みながら治療し、同僚や上司にもはむかい、皮肉をしばしばいういう。そして診察が嫌いで患者にも表面的には優しくない。しかし患者の「うそ」を見抜き、原因を探索して治療にあたる腕は天才肌のできばえをみせる。