フォト散歩

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フォト歳時記 ”イラン”(5)

2019年06月16日 | シルクロード

イスファハン イマーム広場 (1999年撮影)

16世紀末 サファヴィー朝の首都でありその当時の繁栄は「イスファハンは世界の半分」と賞賛された。

 

イスファハン イマーム・モスク近くにて (1999年)

イラン訪問3回、合計約一ヶ月の旅行中彼らは優しくて親切な民族だと感じた。

それゆえに「ありがとう」と言うペルシャ語”モタシェッケラム”を連発する毎日だった。

(一人で町やバザールの中を歩くと必ず私服警察の人に職務質問されたが・・・市民は礼儀正しくて親切!!!)


フォト歳時記  ”イラン”(4)

2019年06月15日 | シルクロード

イラン北道 ”キャラバン・サライ”(隊商宿) (2003年撮影)

キャラバン(隊商)の一日は早朝ラクダを放牧して隊員は昼頃朝食を摂る。

午後野営地を出発して約30キロ行進して夜遅くキャラバン・サライに到着する。

キャラバン・サライは二階建てで下はラクダ、二階は隊員が泊まる。

キャラバンは一人が20頭のラクダを受け持ち全体で300頭位が一編成になる。

隊員は往路はラクダに乗ることは出来ない。(乗ることが出来るのは隊長とコック長だけ)

[長澤和俊著「シルクロードを知る辞典」より]

 

イラン北道(マシュハド〜テヘラン) ダームガーン付近 (2003年撮影)

イランはアーリア系ペルシャ人が住み宗教はほとんどの人はイスラム教シーア派。

 誇り高き民族で遠来の客を歓待する習慣があるが〜・・・安倍首相の場合は〜・・・?。 

 

 

 


フォト歳時記 ”イラン”(3)

2019年06月14日 | シルクロード

シラーズ付近(2000年撮影)

洗濯する遊牧民カシュガイ族の女性

 

ヤズド 鳥葬の”沈黙の塔” (2003年撮影)

ゾロアスター教では死者を鳥葬にする為に”沈黙の塔”と言われる山の頂上に遺体を置いた。

またゾロアスター教は”拝火教”とも言われ”火”をご神体とする。

”火を拝む”考え方は後の仏教、キリスト教に影響を与えたとも言われている。

 

バムから約100Km付近 ”ミル・イ・ナダリ”塔(2000年撮影)

イラン南道パキスタン国境近くの町ザへダンに向かう道中に直径3m、高さ15mの塔がある。

夜塔の上で火を焚き移動する隊商の道案内をするため11世紀に建てられた。

 

 

 


フォト歳時記 ”イラン”(2)

2019年06月13日 | シルクロード

イラン イスファハン (1999年撮影)

イスファハンは16世紀末サファヴィー朝の首都だった。

町の美しさは「イランの真珠」と言われている。

 

イラン マシュハド  イマーム・リダー寺院にて (2003年撮影)

マシュハドはトルクメニスタンとアフガニスタンの国境近くにありイスラム教徒の重要な巡礼地となっている。


フォト歳時記 ”イラン”

2019年06月12日 | シルクロード

NHK TV 19:00 ニュースより

安倍首相が最新の政府専用機トリプルセブン ダッシュ 300(777-300) でイランに出発した。

お昼のニュースでは滑走路から飛び上がる絵を放送していた。

今までのジャンボ機より飛行する姿は美しかった。

おまけ

イラン バム城(1999年撮影)

2003年 ”バム地震”によって死者4万人以上、日干し煉瓦造りの世界遺産”バム城”は崩壊した。

イラン ケルマンの父娘(2000年撮影)

およそ100前日本がロシア帝国に勝ったためそれまでロシアから”いじめ?”を受けていたイランは親日国になった。

トルコも同じ理由で日露戦争後、親日国に。

 

 

 


シルクロード紀行(15)河西回廊 酒泉(2)

2018年07月17日 | シルクロード

酒泉 ”懸壁長城”(けんぺきちょうじょう)にて
匈奴の侵入を防ぐために東の”山海関”から始まった日干しレンガで作られた万里の長城は西の”酒泉”でおわる。
総延長は八千キロとも一万数千キロとも言われている。


”懸壁長城”から先は簡易的な長城がさらに数百キロ続く。

シルクロード紀行(13) 河西回廊 ”狼煙台”

2018年07月13日 | シルクロード

”シルクロード”には数キロおきに情報連絡手段の”狼煙台”(のろしだい)が置かれている。
煙を真上に上げるためにワラなどに羊や狼の糞を混ぜた物を燃やしたと言われている。
夜は火を燃やして連絡したので”烽火”(のろし)とも書く。
狼煙を使った連絡速度は時速約150キロになり一日で1000キロ以上離れた所に情報が伝わったと言われている。