ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の城下町マップで見る城東の旧桜川

2016-11-27 22:05:29 | 水戸

 

 

 水戸市観光協会が発行している文久元年(1861)と最近の地図が重ねられている「水戸の城下町マップ 幕末版」では、城南地区の旧桜川跡は青色で印刷されています。77(鍛冶町)-60(赤沼町)-城東小学校脇-58(川岸通)と流れて、濠の流れと合流して那珂川に流れ込んでいたようです。(見にくいので地図を拡大してください。)赤線が現在の桜川です。下の写真で見てみましょう。地図中の「あ」は搦手橋脇の樋管で、ここから今の桜川とは大分違って、一旦南に流れていたようです。「い」「う」それが、大きく蛇行して北行して東台地区を流れます。「え」十軒町樋管(写真中央川向こう)から赤沼町樋管へとつながり、「お」城東児童公園を流れます。川に沿って馬場があったようです。「か」、「き」(石垣の左側)で、城東小学校の脇を流れ、「く」河岸通りの処を流れて、濠の流れと合流し、「け」最終的に那珂川に流れ込むということだったようです。そして、近くにあった引き込み線の貨物駅から、石炭殻などを運んで埋め立てたそうです。地図を見ながら歩いてみましたが、跡が結構残っていて、楽しく散歩することができました。

 

 あ:搦手橋脇樋管

 

い:東台2丁目あたり住宅街の中 

 

 

 う:桜川土手から川跡を見る

 

 え:赤沼町樋管十軒町樋館

 

お:赤沼児童公園と赤沼保育園

 

か:城東小学校東南脇

 

き:城東小学校東北脇

 

く:河岸通りの濠との合流点あたり

 

け:那珂川流入点近く


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