ウラシマソウ(手子后神社 元石川町1728)
水戸では特に寺社境内で、こうしたサトイモ科の野草をよく見かけるようです。花に当たる部分から出ている糸状のものを、浦島太郎の釣り糸に見立てたようです。球根植物だそうですが、球根が発達しないと雄株になり、発達すると雌株になるそうです。(撮影 R4/4/23)
スイバ(那珂川堤 青柳町)
タデ科。雄株と雌株があって、雌株にできる実は、うちわのような形になるそうです。若葉は山菜として食べられているようです。写真は万代橋(よろずよばし)少し下流の左岸で撮りました。(撮影 R3/5/4)
アサザ(水戸市植物公園 小吹町504)
ミツガシワ科。多年生で、根茎を延ばして育ち、黄色い花は、朝開いて午後はしぼむ一日花だそうです。環境庁のレッドリストでは準絶滅危惧種になっているそうです。水戸市植物公園の池では、このアサザとスイレンが棲み分けしているようでした。(撮影 R5/5/21)
タカサゴユリ(下大野 県道174号線沿い)
台湾原産のユリで、戦後観賞用に移入されて広まったようです。新しくできた那珂川堤防の内側で見ました。庭に植えられていたものが繁茂したのでしょうか。よく似たテッポウユリはタカサゴユリより早い5月頃から咲くようです。(撮影 R3/8/21)
コンテリクラマゴケ(報仏寺 河和田町887)
イワヒバ科。紺照蔵馬苔と書くそうです。青味を帯びた、鞍馬山に由来するクラマゴケの仲間ということのようです。中国、台湾原産で園芸品種として入ってきたようです。これはもちろん植えられたものでしょうが、水戸ではここだけで見ました。(撮影 R5/9/25)
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