ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の皿(2)

2023-11-26 19:25:23 | 水戸

かわらけ(水戸市立博物館 大町3-3-20)
 ろくろを左回転させて、底の高台を糸で切るという江戸の製法でつくられた、17世紀のかわらけだそうです。江戸の初めごろは、まだこうした釉薬をかけない皿が、神事以外でも使われていたのでしょうか。徳川頼房展で見ました。埋蔵文化財センターに保存されているそうです。

 

青磁双魚文皿(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 青磁で有名な中国・龍泉窯(りゅうせんよう)からの渡ってきた、2匹の魚が浮きでている皿だそうです。当時は大変貴重なものだったことでしょう。田谷町白石遺跡での出土品だそうです。

 

耳皿(埋蔵文化財センター 塩崎町1064-1)
 水戸城跡から出土した、16世紀につくられた箸を置く耳皿だそうです。16世紀なら、徳川氏以前の時代なのでしょう。

 

游雲紋平器(常陽銀行本店 南町2-5-5)
 常陽銀行本店の展示スペースに、現在飾られている大皿です。常陽銀行が所蔵する、小林征児作の游雲紋平器というよう皿のです。表面に色違いの溶かした粘土を使って模様を描いて焼いた作品のようです。

 

河童(水戸市役所 中央1-4-1)
 河童の頭には皿があって、乾いたり割れたりすると力が出なくなったり死ぬといわれるようですが、広くいわれるようになったのは江戸時代後期だそうです。写真は、6月に水戸市役所で行われた、茨城県洋菓子協会作品展2023に展示されていた、荒井紗奈作の菓子です。

水戸の皿(1)

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