ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の伝統模様(7)

2023-11-11 20:51:46 | 水戸

流水('22水戸黄門まつり 三の丸広場)
 水の流れを模様化したようですが、流水模様には観世水(かんぜみず)とか竜田川(紅葉を散らす)とかいった、いろいろな種類があるようです。写真は、観世水のようですが、水流だけを描いた、シンプルで比較的リアルなもののように見えます。水流が絶えることなく続くというということで、縁起のよい模様とされているようです。

 

二崩し('22黄門まつり 三の丸広場)
 二本ずつ並べた直線を、縦横にして市松模様のように並べたもののようです。一崩し、三崩し、四崩しという模様もあるようです。市松模様の仲間でもあるのでしょう。

 

レンガ('23黄門まつり 南町)
 積んだ煉瓦の模様のようですが、レンガは幕末以降のものでしょうから、比較的新しい名前なのでしょう。半被でよく見る模様のようです。

 

菊菱(六地蔵寺 六反田町767)
 寺社などで見る、御簾(みす すだれのこと)をかけるところに飾る布を帽額(もこう)というようです。その部分で見かけた菱形模様の写真です。

 

向かい鶴(護国神社 見川1-2-1)
 護国神社でおこなわれた蟇目の儀・大的式で見た、神職がはいていた袴です。二羽の鶴が丸形に向き合っている、向かい鶴という模様だそうです。

水戸の伝統模様(6)

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