ぶらっと 水戸

水戸の見て歩き

水戸の飛び石(3)

2020-12-29 19:31:00 | 水戸

三木之次夫妻墓所(妙雲寺 見川2-103)
 四角い石が墓前横に並んでいます。之次(ゆきつぐ)の妻・武佐(むさ)は、徳川頼房の乳母の姉で、妹の死後、頼房の乳母役を受け継いだそうです。その後は、水戸の三木邸で生まれた光圀を、5才まで養育したそうです。之次は、大番頭で老中を兼ねた、1,000石までなった重臣だそうです。屋敷は、水戸黄門神社のあるあたりにあったそうです。写真の右奥が之次、手前が武佐の五輪塔です。

 

笠原水道水源池(笠原町 36°21'14.1"N 140°27'41.6"Eあたり)
 笠原湧水をくめる竜頭共用栓(写真、白い杭のるあたあり)に至る道につくられています。たぶん、水を持ち帰る人が多いので、行き帰りのすれ違いができるように、2筋に石がおかれているのでしょう。共用栓から出てくる水は滅菌してあるそうです。

 

弘道館(三の丸1-6-29)
 奥の廊下から、裏手の庭へ出る道に飛び石が置かれています。慶応4年、弘道館の至善堂に謹慎していた慶喜は、この飛び石伝いに庭を散策したこともあったのでしょうか。

 

茶室無庵(茨城県立歴史館 緑町2-1-15)
 茶室のにじり口(入口)近くにある、つくばい(手水鉢)付近の飛び石です。いかにも歩きにくそうな石がたくさん並んでいます。

 

鰻亭(泉町3-5-4)
 こういう雰囲気を楽しめる店はどんどん少なくなってきているようですが、ここなどは、ぜひ続いていってもらいたい風景の一つです。

水戸の飛び石(2)

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