日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 7月 7日】

2006-09-26 05:26:46 | Weblog
《整理&下見》

 朝、首が痛い、おかしい?どうして?頭を起こすと右の後ろが痛い、おかしいな~?我慢して、伏せると少し楽になる。暫くそうしていると大分楽になった。
 小雨が降り出した。例により、テントの上をシートでカバーしているから、雨は大丈夫。ゆっくりして、『そうだな~、今日は、昨日見付けていた、おとり鮎の販売所で、川の状況を聞いて、それから、近くの市役所で電源借りて、旅の整理をし、メールの返事や田中君のところへ礼状も書かねば、OKそうしよう!』と、おとり鮎販売所へ行くと、何と日・祭のみ開店だそうだ。そいつは困ったなあ、川情報が取れない。
 国土交通省へ行ってみるのも手だけどな~、まあ、一度尋ねてみるのも今後の役に立つに違いない。

 先ずは前橋市役所へ。休憩所の電源をお借りすることができ、助かった。知らぬ間に時間が経っていて、昼を過ぎていた。ついでに、昼食を地下食堂で食べ駐車割引券を貰い、受付嬢に礼を言い駐車場へ、支払いの金額が750円、えっ!高い!まあ、電気を戴いたのだから仕方ないかもしれないけど、それにしても高額だぞ~!役所の駐車料にしては高すぎるぞ~!
 で、国土交通省は、高崎市だとのこと、高崎へ向かう。河川局へ着き、『利根川の状況、堰の位置や車の入れる所などお聞きしたいのですが…。』 『おっしゃることは、ここでは分からない、利根川のそれらのことは、上流が前橋土木事務所、下流側が高崎土木事務所です。』連絡一覧表をコピーしてくれた、『ここと、ここです。』と、黄色いマーカーで印をしてくれた。高崎の地図もコピーして『ここです。』とも教えてくれた。やはり丁寧さはお役所だ。けど、なんだか変な予感。

 高崎土木へ行き、部屋へ入る。お聞きすると、つっかけスリッパをぺたぺたと鳴らし、『その様な情報の担当者は外出しているので分からない、私が「南部大橋」の近くだから分かるけど、南部大橋は川原へ下りれます。』とのこと、だがスタート地点から3kmしかないそれでは短すぎる。『もっと下流には無いのですか?』が分からない。担当者が居なくても、上司なのだから、知っていなければならないのじゃないですかね~?企業なら、部下の仕事を上司は完全に知っているものだが、お役所と言うところは仕事内容の上下関係は無く、年齢や役付きや給料が上下だけで、仕事を知っているから上司なのじゃないんだ。移動もあるから、その地のことはわからないんだ。だから、能率が悪く、たらい回しばっかりするんだな!と感じた。

 今度は前橋土木へ。5時前にようやく到着し、聞くと、やはり分からない。特に、男は自分の担当地区であるだろうに、それでも知っていない。中年の女性事務職員が、男どもに、遠慮しながら少しずつ話してくれた。男が何も知らないことが分かると、その女性、積極的に話しはじめて、ようやく、大利根緑地が川原へ下りれる。スタートから10kmくらいだとまで、分かった。
 このお役所の考えと言うものを、善意に解釈して、男は転勤するから、担当地域でも仕事内容以外のことは分からない、女性は根っからのその地区育ちなのだろうから、子供のときから、地域を知っているのであろう、または長く同じ職場にいるから、情報が蓄積されているのであろう。大体において、女性の方が、良く知っている。まあ、それにしても、お役所は河川局でありながらも、自分の担当区域でありながら、担当内容のこと以外は河川のことでも知っていない。地図に綺麗に色つけたり、コピーの情報に綺麗な色で印つけたり、だらだら能率の悪いことして、一日分の仕事を二日も三日もかけて、口だけは忙しいと言って、一日が終われば確実に給料もボーナスも入る、暢気なものだ。仕事以外のことでも、せめて担当地区内のことをもっと知っておけ!こん畜生!今日、半日も使って、ガソリン使って、行ったり来たりさせられ、たったのこれだけしか情報が無い!無駄な公務員が多すぎる、半分に減らせ!税金の無駄使いだ!国民全てが公務員だった、ソ連はだからつぶれたんだぞ!きびきびと、能率よく仕事してくれっ!

 敷島公園の近くにキャンプ場があると聞いたので、今日はそこへ行こうと、途中のCOOP生協で少しの夕食の買い物をして、向かう。
 「ばら園臨時駐車場」とあるところへ、芝生があり、車が自由に止まっている。ので、行って見ると、結構良い雰囲気、よし、今日はここにしよう。
《バラ園駐車場泊》

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