日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月23日】

2006-09-11 08:10:20 | Weblog
《精進湖・西湖・河口湖・山中湖へ》

 曇り小雨気味
 朝、割とゆっくりに起き出し、簡単な片付け物をし、朝食、今日は昨日買ったなすびを味噌汁にし、ご飯には兄貴から戴いた、うにを食べる。コーヒーを入れ、ゆっくりし、今日の計画を考える。
 今日は出発しよう、午前中PCをちゃんとしておいて、昼頃、出立し、精進湖・西湖・河口湖へ行き、山中湖まで行くかもしれない。そのときの気分次第なり。
 11時頃、昼食準備、斗缶のコンロ火力が強く、中々調子がよろしい。ただ、ご飯の土鍋が真っ黒に煤がつくのが難だ。ナスをホイルにくるんで横に置いておいて焼き、きゅうりのかじり食いで、昼食OK。
 1230頃、お世話になった、皆さんに別れを告げ、キャンプ場を後にした。五湖の内一番小さい精進湖はすぐ近く、風はないので、カヌーを降ろし、パドリングを楽しもう。
精進湖の小島



 岩にあいたガス穴

 富士山の噴火の時の溶岩が湖面に浮かび島となっており、少し異様な感じがする。釣り人がボートに乗って、スターンから糸を垂らしている。側を通ったとき丁度釣り上げ、きっと鼻高々だったであろう。ここは立派なカヌーレース場があり、9コースも作ってある、中々盛んなようだ。
 精進湖を終え、次へ。

 しばらく進むと西湖、西方から入ると、小さな湖のように見えたけど、奥は結構大きい、ここも釣り人が非常に多い。小雨振る中、傘をさし、雨具を着て、やはり、一生懸命にウキを見つめている。雨が強いので、素通りしよう。
 西湖の北側から、「湖北ビューライン」を通って、河口湖へ向かう。
 この湖北ビューラインはホテルやレストランなど多く、道は少し狭いが、やはり、中々におしゃれ道だ。
 河口湖はさすがに大きい、大分走ることになる。今までの湖では、貸しボートで釣りをしている風情だったけど、ここは自分の舟で、エンジン付きであったり、電動モーターだったりして、結構沖で釣りをしている。おっと、25フィート位のクルーザーが浮かんでいる。それくらい大きな湖だ。小雨だがずっと西湖以来降り続けている、風も無いので、カヌー出すのもついつい面倒になり、残念だが、そのままここも通過することにした。

 次は山中湖だ、少し離れているので、PCにはしっかり充電しながら走れる。
 やはり、山中湖までは結構な距離があり、中々到着しない。少々道にも迷い、すぐ手前まで行ってたのに、間違えたと思い引き返し、また戻る。こんなことして、やっと湖畔へ着いた。今まで大きな樹の間を走ってきたけど、周りが急に開けて、明るく、にぎやかになった。人も大勢いる。
 県営キャンプ場と言うのが地図にあるのでと、探していると、村営があると案内板にあり、案内所の女性に場所を聞き、行ってみると、誰もいない、完全に閉じている。おかしいと引き返すと、7月からオープンだと言う。『なぜ、初めにそれを言わない。無駄骨折ったじゃないか!』と、言いたかったがぐっと押さえ、『お役所仕事だな!まだ、若い娘さんなのに…』
『では民営は?』と聞くと、4箇所あり、場所など教えてもらい、行くがまだ2箇所は開いていない。ようやく一箇所だけ開いていて、それも怠惰、怠惰の応対で、『もっとしゃんとしてくれや!』と、言いたかったが、1500円なので『まあ、しゃーないか!』と、我慢。
 湖畔にテントを張り、車と併設、誰もいない、いつものように、ただ一人だけの一夜となった。
 大体において、この近辺ではキャンプに来る人はまだいないので、7月から開き8月には閉鎖、年間2ヶ月しか、稼動しないようだ。それでも、結構な稼ぎが出来るほど人が多いいのだ。
《山中湖畔泊》

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