日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月18日】

2006-09-06 04:08:59 | Weblog
《大井川》

番号 河川名 全長(km) スタート地 ゴール地 難易度 備考
48 大井川 168(内約10.7) 川根温泉「村の市」裏  鍋島 中易 素敵に楽しい

 すぐお隣さんがおとり鮎の販売所、ここで情報をいただこうと行く。すると、ここからすぐ下の 『鍋島地区から下は川原へ入れるところは無い。上流はいくつかあるが、この大井川は全国一のダムが多いところだから、中々難しいですよ。でも、今年の国体はここから30km上流がカヌーの開催地ですよ。』と。
鍋島はお茶の産地
 まぁ、先ずは鍋島へ行ってみようと、キャンプ地を後にした。「二つのトンネルを越えて、左に入る」と、お聞きした通りに、ぐるっと回って、下へ降りると川原の石ころ道、だけど、車で踏み固められ、道路としての機能も果たしている。水辺は大分遠いので、思案していると、お一人が寄ってこられて、『この下にもっと良い上陸地があるよ、着いて来なさい。』と、これまた案内を買って出てくれた。本当にこの地の人達は親切だ。彼は真剣に考えてくれて、『上のカヌーを降ろせるところは、川根温泉の隣、「村の市」の横を降りれば、大丈夫、ただし、水辺までは距離があるよ。』とも、教えて下さった。
 そこで、川口発電所のすぐ上側のこの地に、自転車を下ろし、一つの鍵は木へ結わえ、一個は車輪へと完全防備で、上流の川根温泉へ向かう。陸距離は10、7km丁度良い距離だ。

 1110:スタート。小雨が降っているので、雨具の準備はしているが、着ることまではないだろう。今日はビールなど持ち込まないで、昼食用のものだけ積み込んだ。出発地のすぐ下に、結構良い瀬があり、すぐに乗った、早い!気持ちが良い。それが済むと、また、ざわざわと音が聞こええる。また、瀬だ。うれしい!一番楽しそうな場所へ突っ込み爽快、爽快!
 また、すぐに瀬があり、またも緊張感を高めで、突っ込む。水も中々きれいだ。トロ場といっても。流れが結構あって、人間の歩く速さの倍くらいありそうだ。だから、非常に軽快だ。底の石がどんどん後ろへ流れていく。見とれてはおられない。また次の瀬が近づいてきた。
 と言う風に、次々と瀬があらわれ、大井川はなかなか楽しい、すばらしい川だ。ただ一箇所だけの、問題点はやはりテトラポットだ。テトラのトップを三段に並べ、横への幅は1m程。その手前で上陸し、側まで行って、じっくりと見る。どうもヤバイな~、と思いつつも、無理をすれば一箇所だけ何とか通れそうだ、が、もし失敗すると、一寸ヤバイな~、でも、やってみようとチャレンジすることにした!少し上流まで上り、体制を整えて、狙い定めて、それ!と突っ込む。第一関門無事通過、次のために、右をぐいっと入れる、第二関門も無事通過。最後は左をバックだ。くるっと左へ方向転換させ、左の遠くをぐいっと漕いで、右向きに、やった!成功!やれやれ、と思う間もなく、もう次の瀬が近づいた。

 兎に角、ここは瀬が多く実に楽しい。素敵な川だ。今日は水曜日だから、釣り師も少なく、楽に下れた。1時間と44分の川旅だった。
 上陸してから、昼食をゆっくりと食べ、爽快な気分を満喫しながら,フランスパンのチーズサンドにきゅうりをかじり、みかんを食べた。心も、お腹も満足した~。

 15:00前、島田の町へ出て、今度は図書館でPCを使うことを頼んでみよう。図書館は市役所の隣だそうだ。ここは合同庁舎の中に図書館があり、前例が無いので難しいと、言う返事だっのを、大井川のすばらしさを忘れないうちに書き込んでおきたいからとお願いしたら、何とか許可してくださった。やれやれ、『館長さん、ありがとうございます。』
 今日は空模様も良くないので、夕べの所へ泊まり、明日朝早く、静岡へ向かうことにしよう。
《川口発電所近くへ泊》

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