日本一周川下り

カヌーで全国一級河川を中心に川下りをした旅日記。
日本一周の楽しいやり方等、カヌーとは無関係に楽しめるでしょう。

 同 【2003年 6月22日】

2006-09-10 21:42:39 | Weblog
《本栖湖》

 朝はゆっくり起き出して、食事・コーヒー後、天気が良いので、色々なものを乾かす。カヌーの痛んだところを簡易にガムテープを張り、セーリングの準備、昼食の準備もし、今まで使ったことの無い、「自作のコンロ」と言えば、格好良いのだけれど、一斗缶に穴を開け、鉄筋を通し、下に風穴をあけ、エアーの調節ができるようにしただけのもの。ここには、松の枯れ枝や葉、乾いた松ぼっくりも沢山落ちている、これらを薪として、ご飯炊いてやろうと思っていた。

 所で、昨日費用を払っていないので、今日は金を出しに行かねばならないので、郵便局をお聞きしたら、15kmも離れた、河口湖しかないとのこと、それでも仕方ない、行かねばならぬ。
青木が原樹海 >
 途中、彼の有名な「上九一色村」を通り、これも有名な 「青木ケ原樹海」の横を通り、河口湖近くの郵便局へ着いた。今日は日曜日なので、ATMだけだけれど、開いていて助かった。
 帰りに、ガソリンも入れ、{野菜・果物 パンダ}と、書かれた看板を見つけ、Uターンして入る。大きな大根100円と書いてある。少し安いかな?きゅうり13本で100円、ナス9本で100円、その他、めちゃ安い。よくよく聞いてみると、大根は一本じゃなく、一箱が百円だった。太いのが6本も入っていた。チョー、驚き!

 丁度、野菜も果物も無くなっていたので、『よ~し、今日の昼は野菜炒めを作ろう。』ごぼうとキャベツとたまねぎと大根を買い求めた。大根はキャンプ場のお店にもあげよう。
 帰り着き、洗い物をしていると、バンガローに泊まっておられた、若い奥様が丁度水場に来られたので、そのお店の話をし、ナスやきゅうりあげましょうか?と言うと、喜んでいただいたので、ごぼうもあげた。そのお返しにと、ハムやコーヒー、紅茶などを下さった。何と、野菜炒めするのに、肉類は持っていなかったので、即、役に立った。お返しの方が遥かに多く、大いに役立った。ありがとうございます。

 ここ「本栖レイクサイドキャンプ場」の望月社長さんは、お茶の企業を大きく経営しておられ、山梨県知事の副参謀もしておられた経験も有り、旅館の経営やら、何か中々のお方、ここも場所が良い性もあり、お客様も非常に多いようだ。夏には毎日が満杯になるのだそうだ。
 また、働いておられる、大ちゃん(私より2年若い)は山登りが趣味で、昨年は北海道の礼文・利尻を登り、今年は屋久島を予定しておられたが、台風で駄目になった、と残念がっておられた。言われてみると、大ちゃん、山登りの風貌が完璧なお方だ。

 今日、セーリングを楽しめたが、さすが山の中の湖、風はあちらから吹いたと思えばこちらからと言う風に、変わる・変わる、変わること秋の空と、言った感じだった。でも、対岸側では相当の風が吹いているので、ウインドサーフィンは大きくヒールして、ビュンビュンに走ってる様子が見えた。あちらがよく吹く所なんだ。さすが、彼等は良く知っている。
 今日、もう一晩、こちらで厄介になろう。電源も使わせていただけるし、皆さん、素敵なお方ばかりなので、楽しい日々だから…。
《本栖湖畔キャンプ場泊》

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