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Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

FT-891M CWのデコードとターボハムログの連携

2021年12月04日 | アマチュア無線

FT-891M・・・手始めに使ってみた。   まだ局免許未了なので受信だけだが・・・

CW・・・なかなか同調させるのがむずかしい。 RF/SQL Gainと音量調節の使い方にコツがいる。 実にいろんな調整項目があることか・・・だが、なんとか信号は聞けるようになったわ。

SSB(LSB)・・・周波数チューナーを回すと音声は聞こえるんだが、なんだかアヒルが喋っているように聞こえるんだな。 どこかに調整の機能があるんだろうが・・・調整項目が多すぎて、どこをどうすればまともな人間の声になるのか・・・まだ分からない。

ともあれ、CWだけは使いこなさないと買った意味がないがな。

・・・で、FT-891MでCWを受信したときに、デコーダーを何とかせねば、QSOにならんがな。 ワシの耳はまだそこまでCWをうまく聞き取れない。 デコーダーがあれば、相手が何を言っているのかがわかるので、返信をCWで打つことはできる。 何にもましてお相手のコールサイン、これが聞き取れないと何も始まらない。

だから、パソコンにフリーソフトのDSCW(Digital Sound CW)を入れ、FT-891Mとパソコンとを繋ぐためのUSBシリアルケーブルを買った。(Amazonで¥1K以下)

これだ↓; FT-891Mのスペック USB-AとUSB-Bのシリアルケーブル

注:USBシリアルケーブルには、端にいろんなタイプのコネクタが付いたものがあります。 このケーブルのUSB‐B(断面が家形)は、FT-891Mの指定によります。 買うときは接続先機器の指定に従ったものを買うことになります。

八重洲無線のHPからUSBシリアルケーブルのドライバーをダウンロードしてインストールした。 そしてケーブルを繋ぐとPCにはCOMポートが2個自動的に定義された。 1つがCATコントロール用で(Enhanced COM Port)、もう1つはKeyコントロールインタ―フェースのポート(Standard COM Port)、PCでCWを打鍵する際のインターフェースとなる。 

これでPCと無線機のインターフェースができたので、先に失敗していたターボハムログのCAT機能を試してみたが、ハムログでは、両COMとも、”(No.2 )そのCOMポートは何らかの理由で使えません”、というエラーが出るのであるが、このエラーメッセージは無視してEnterキーを押す。 

この設定を実行したのち・・・先にDSCWをテストすることにしたわけさ。

DSCWを立ち上げ、動かしてみた。 

無線機をチューニングしてCWが聞こえるようにすると、DSCWの画面に信号の波形が出たではないか~かっか。 音声インターフェース成功だ~!  

だが、まだ信号は正しくデコードされていない。 

ここからが大変・・・調整・・・調整・・・調整・・・の連続だ。

まず、DSCWの波形画面を見ながら無線機のRF/スケルチゲイン、音量を調節して、DSCWの波形画面の中央にピコピコと矩形のモールス波形がとらえられるようにせねばならないのだ。 もちろん、周波数を同期(ゼロイン)させることが前提になる。 そうしないとノイズが大きすぎてうまくデコードしない。

DSCW側では、中心周波数をとらえて信号のレベルを上げ下げして矩形波形(左窓)と帯域波形(右窓)の中心にターゲット(赤線)を合わせる必要があるのだ。

音量調節は、無線機側(RF/SQL, 音量VR)とDSCW側(パソコンのスピーカー音量、画面の音量バー)の両者で調整が要るので、ややこしい。

そうこうして、やっとDSCWの受信画面にデコードされた文字が並び始めた。 オーッ! デコードされてる~。

波形画面とデコードされた文字; ↓

デコードのアップ; ↓

デコードされていても空電、フェージング、混信などが入ると、デコード画面は黙ってしまいます。 妙な文字が並び始めます。 こういうときは、ひたすら祈るしかありません。

・・・で、DSCW文字からコールサイン、名前、JCCコード、等、の取り込み機能(その文字をドラッグして対応するPF1,2,3キーを順次押すと画面上の各入力欄に取り込める)で取り込み、画面上のQSO(F6)ボタンを押したところ、”ターボハムログを立ち上げてください”というメッセージが出た訳よ。 自動でハムログを呼び出してくれる。

ハムログ立ち上げると、エラーメッセージは未だに出るが無視してOKを押す。

も一度QSO(F6)ボタンを押すと・・・ハムログの入力画面がポップアップされてコールサイン、名前、JCCコードが入力されて表示されているではないかっか。 

・・・そして、なんと・・・無線機と同じ周波数とモード(CW)がハムログに取り込まれているではないかっか! 日付、JSTも!

DSCWのインターフェースが確立したためにハムログのCATインターフェースもOKとなったのかな?・・・理由は分からない。 (Hamlogの方はEnhanced COMポートを指定したのでインターフェースが確立したのです。)

うむ、これでFT-891Mを使ってCWでQSOが出来ることは分かった。

・・・が、まだ先があるのよね。

FT-891Mのモニター音がうるさい。 特に家族や近隣に信号音を聞かせたくないのだな。 モニター音はイヤホンで聞きたいのです。

だからFT-891Mにイヤホン(モノラルなんだな)を刺したところ、なんとDSCWの波形が消えてしまった・・・???

DSCW-無線機インターフェースは音声のインターフェースなんだ。 だから無線機にイヤホンを刺すとDSCWとの音声インターフェースも消えるように作られてる・・・回路を分けといてよ!

モニター音を小さくするとDSCWがデコードできないし・・・ジレンマ・・・ 

何か方法は無いものか・・・

(後日投稿)
あっただよ解決法が!
PCの設定で、マイクのプロパティーの中に、「聴く」というタブがあって、「このデバイスを聞く」というチェックボックスにチェックを入れると、PCにイヤホンをさせばイヤホンでモニター音を聞くことができるのだよ。 知らんかったな~。 これで家族にはピーピーを聞かせることなく静かにツートンが出来るだよ。

FT-891M、DSCW、Hamlogの連携についての最新記事があります。 2023年4月28日の記事にあります。 
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