今年は投網に始まり・・・です。
第2弾は、ずいぶん前に買った2450円の投網を使えるように修理する ・・・です。
付いていた赤錆の出る岩を取り外す。
破れた網を修理。 変な形に破れている場合は、え~い、ときれいに大き目にカットして編みなおしてきれいに仕上がりました。
新しいパイプの岩を取り付け、
松葉とツリソ(吊り糸)をつけて、袋を作ります。
松葉ってのは、ツリソを直接網に取り付けると、錘が一点にかかり、網が切れる可能性があるので、Vの字の斜めの線を2か所づつ網に編みこむ。 もちろん網の裏側に取り付ける。 そして、Vの字の先端にツリソを取り付け、その下に岩綱を取り付ける。 だから、重りはツリソ、松葉を介して網に取り付いている。
ツリソで丸まった網の部分は、袋と言って、和式の投網の場合は、必ず袋がついている。
袋の役割は、網をかぶせられた魚は、こりゃいかん、と言って(ほんとにいうかどうか・・・)右往左往するわけです。 その際、逃げようとして、おそらく、網に向かって突進するわけですな。
人様の方は、網を徐々に絞って縮めていく訳です。 そうすると、岩綱がちょっと海底から浮き上がったりして、その隙間から魚が逃げたりするんですな。 それを避けるために、引き絞りつつある岩綱の後ろに一定の空間(袋)を設け、そこに魚が入るようにするんです。 そうすると岩綱が多少浮き上がったとしても、その後ろは袋小路になっているわけで、そこに入ってしまった魚はもう逃げられないわけです。
ツリソはやや長めの18㎝程度・・・袋は90㎝をツリソで半分程度に折りたたむ・・・と
こんな格好に・・・
ということで、先輩たちはツリソは1㎝とか2㎝とかの長さですが、ワシの場合は、18㎝位に長くしてみました。 袋の入り口が広い方が、網を絞る時に魚が入りやすいんじゃ~なかろ~か、と考えたからです。
ただし、ツリソが長い場合、網を投げる際にどういう具合になるか・・・という点が心配ですが・・・まあ練習してみることにいたしましょう。
この2450円の網、同じ段だと思って、同じ節の位置をぐるっと一周してみたら、知らぬ間に2段ずれていました。 おそらく原反をつなぐ際に2段ずれたままつないだんじゃろね。 だから松葉は2弾ずれており、岩綱が同じ高さについていない・・・かも・・・
まあ、そんな網です。
これで、米式Cast Netと和式の投網の2式保有することになった。 今年は工作を控えめにして、活動を多めにしようかと考えてます。
館山湾周辺の海岸で、必死に網を投げているジイさんを見かけたら、それはワシかもしれません・・・声かけてみてください・・・