GW最後の日、天気予報では行楽日和だが・・・気温12度・・・怪しい雲行き・・・様子を見ながら近場岳温泉経由土湯道の駅そして天鏡台へ・・・XLH883&FLSTC昔のままで保存されている翁島駅舎で蕎麦ソースかつを食べる・・・通常、蕎麦は冷たいものを頼むが、今日は心底寒いので暖かいほうを頼んだ・・・今年は沼尻鉱山の軽便鉄道が100周年らしい・・・小じんまりしている客車、今では遊園地にあるアトラクションの乗り物みたいだ・・・当時はクルマの殆ど無い時代、人々の移動手段としてなくてはならない乗り物だっただろう・・・川桁~沼尻間を繋ぐ軽便鉄道・・・硫黄鉱山にはたくさんの人たちが働いていて賑わっていたことだろう・・・当時の人たちは今日の日本を想像できただろうか?・・・そんなことを想わせる味わいのある展示物であった・・・1914年ドイツから蒸気機関車を輸入し、1953年からはディーゼルに変わりスピードアップ・・・軌道も人車、馬車、鉄道と変わり1968年まで活躍していた・・・なんか日活映画の『小林旭、浅丘ルリ子の渡り鳥シリーズ』に出てきてもおかしくない時代のような気がする・・・昭和30年代郡山まで¥160、東京都区内まで¥970・・・昭和50年代郡山まで普通運賃¥570、東京都区内¥3600・・・当時は交通手段の選択余地はあまり無かったが・・・今の世の中は金を払えば時間をある程度買うことが出来る・・・昔と今では時間の尺度、価値観が違う?・・・今は皆忙しい・・・流れる時間は同じだが・・・運賃票だけ見てもいろんなことを考えさせられる・・・アンティーク感があり洒落ている・・・ここから見える猪苗代湖と峰々は、まるでジオラマをを見ているようだった・・・
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