林道ぶらりオフ車で探索

福島県の林道をぶらり探索しています。この先を進むか?撤収か?ワクワク、ドキドキの世界を楽しんでいます。クマが怖いよー!

羽鳥湖周辺・謎の動物遭遇立矢沢林道~二岐山林道~奥西部林道~西部林道

2014年09月22日 | 会津
今日は天気も良さそうなので、ぶらり羽鳥湖周辺の未踏破地を目指すことにした・・・馬入峠経由で起点到着・・・まずは林道の入口位置だけは以前確認していた立矢沢林道へ・・・遮断機は朽ち果て、その役目を全うできる状態ではなく、いつでもフルオープンのようだ・・・さっそくクマ出没危険の立て看板・・・突入する気持ちを一瞬ビビらせ、いつも覚悟があるのか?試させられているような気がする・・・進入間もなく林道路肩沿いに何やら動く物が・・・なんだこりぁ?・・・テン?ハクビシン?タヌキ?・・・あわててシャッターを切った・・・焦ってドキドキのためピントが合わない・・・しかも動物の名前がはっきり分からない???草の中のミミズか、虫か、草そのものか?無心に顔を草に埋めながらこちらに向かってきた・・・まるいずんぐりした体、陽に照らされゴールドに輝いて見える毛並みが綺麗だ・・・、足が短く動きが滑稽で面白い・・・顔が草の中でなかなか見えないが一瞬見えたのは体に似やわず小さな逆三角形だった・・・人間を恐れている様子はなく、1mほど近くまで来たのち斜面を下り消えた・・・不思議な空間だった・・・後で調べたらニホンアナグマということが分かった・・・『クマ出没危険』はアナグマだったのか?・・・名前はクマでもイタチの仲間らしい・・・体長は50cmぐらいだった・・・しっぽも足も短く動きがぎこちないので、まだ子供なのかもしれない・・・4キロほどで終点になってしまった・・・結局ピストン林道だった・・・林道の状態は緑が濃く沢沿いのせせらぎの音も聴けるまずまずの走りやすい林道だったが・・・戻り道に再び彼に会えるとは・・・想像しなかった・・・彼は相変わらず草に顔を埋めて食事の最中・・・丸いずんぐりした背中だけが草の上にこんもり見える・・・相変わらず顔がはっきり見えない・・・いたずらしてクラクションをピッと鳴らしてみた・・・彼は一瞬ピクッとして顔を向けたが・・・また何事もなかったかのように草の中に顔を埋めた・・・人間なんて眼中に無い・・・食事の邪魔をしないでくれないか!・・・って言っているようだった・・・小さいけれど大物?なのかもしれない・・・R118号に入り、日本の秘湯の会で有名な二岐温泉に向かった・・・温泉手前にあった二岐山林道に突入した・・・林道標があり3キロ弱・・・いつ舗装になってもおかしくはないぐらい広く整備された林道だった・・・終点にはゲートがありその先は発電所の風車群になっていた・・・右の御鍋神社方面に行くことにした・・・温泉を過ぎ、二岐川に架かる山の中には釣り合わない立派なコンクリートの橋を渡るとT字路になり奥西部林道になった・・・始めは渓流沿いをになっていた・・・その後山側に標高をあげながら進んだ・・・周辺はこんな感じ・・・ハイキングの年配の夫婦を追い越し神社の入り口に着いた・・・平家の落人が隠れていたところらしい・・・尾瀬、桧枝岐、湯西川と同じだ・・・登山道入り口で終点になりT字路のところに戻った・・・そして奥西部林道の本線を進んだ・・・空が開けない林間コース・・・大きめの石がゴロゴロしていた・・・起点側に到着・・・ここもT字路になっていて右側に行くほうが西部林道本線のようだった・・・最初の目印といえるような丸太の砂防・・・しばらくは広めの林道で走り易かったが・・・途中からに大規模な工事区間があり、大型ダンプが頻繁に行き来していて注意が必要だった・・・今日一日天気にめぐまれ、サプライズなどもありで心身共にリフレッシュできたいい林道ぶらり探索であった・・・

いわき三和町北部・こだま湖・下三坂~八上~割石大~櫓石~高萩~差塩林道

2014年09月05日 | 浜通り
今日の天気予報はくもり・・・雨は何とかもちそうな気がして、いわき三和町R49号北部の林道群へ出発することにした・・・県道65号を東へ・・・そして小野町で66号、41号をへて夏井駅の先を右折、磐越東線の踏切を渡りY字路を左へ入ると下三坂林道に着いた・・・道なりに進む・・・舗装とダートが交互に現れる林道だった・・・次に名もない林道らしき道に進む・・・まったく手入れがしていない状態だ・・・何箇所も路面が縦横に抉れ、草ボーボーの鬼気迫るタフな林道だった・・・それだけに道端の草花がホッとさせる・・・道らしき道が在るや否や・・・斜面を何とか下り終えると・・・予想もつかない広いグランドに出た・・・バックネットの裏に何でこの場所にあるのか理解不能だが・・・林道案内板が設置されていた・・・今通ってきたところは八上林道というらしい・・・グランド横を進むと学校の校舎とプールが現れた・・・道は学校の敷地内みたいで法面を用務員の方らしき人が花の手入れをしていて、目が合ったので軽く会釈をした・・・まさかバイクが現れるとは・・・見たいな印象のようだった・・・学校の名は沢渡小学校だった・・・R49号に戻りこだまダムへ向かった・・・いわき三和トンネルを抜け、正福院の寺のほうへ左折・・・ここの斜面の勾配はかなりきつかった・・・冬場は寺の先は通行できないだろうと思った・・・峠を過ぎ下ると割石大の林道標があった・・・当然ながら進む・・・舗装したての部分が大半でかすかにダートが残っていたが・・・結局また国道49号に出てしまった・・・いわき三和インター入口を左折県道66号に入り小玉川方面へ左折した・・・小玉第二ダム湖からこだま湖へ向かうダムの下途中に分岐があったので覗いてみた・・・橋の上で小休止・・・その後、橋の先を探索したが丸太を並べただけの橋が現れ危険なので撤収することにした・・・本線に戻り、しばらくすると小玉川第二発電所の建物が現れた・・・こだま瑚の周辺はこんな感じです・・・なんじゃこりぁー?・・・対岸の山の斜面にこん棒を持った鬼の壁画が・・・60mX60mの巨大な絵・・・歴史と文化ゾーンがあり、近くの鬼ヶ城山の伝説(坂上田村麻呂が鬼退治をした)にちなんでいるという・・・ダムを下り、草野心平文学館を過ぎて間もなく櫓石林道標があり突入した・・・途中に高萩林道の分岐あり・・・・本線を進み登りきったところで家畜場になった・・・伝染病予防のため立ち入り禁止となっていたので撤収・・・分岐に戻り、高萩林道を進んだが全線舗装だったのでがっかりした・・・終点は県道135号に出た・・・しばらく走って県道66号に入り差塩方面に向かった・・・差塩と書いて『さいそ』と読むらしい・・・漢字検定1級の宮崎美子しか無理・・・普通は読めない・・・漢字の読みは難しいのだ・・・そして磐越道差塩パーキング下のダートに入ってみた・・・隧道をくぐりパーキングの下をぐるりと上下線周回してみた・・・その後、県道66号に戻りたまたま偶然その先で差塩林道を発見、当然突入して行った・・・まだ大丈夫問題なし・・・やばい、道が・・・ついにまずい状況になってきた・・・怯みそうだが・・・行けることを信じて・・・気合を注入・・・エーイ進むぞ!・・・短い距離だが厳しいタフな藪漕ぎとなった・・・その後、戻り方向に進むと広々としたのどかな牧場が現れた・・・ギターを持った渡り鳥が馬に乗って走ってきそうなシチュエーションだ・・・昭和の30年代の映画撮影ができそうな感じ・・・後で調べたらこのあたりは一本山毛欅山周辺だと分かった・・・目立つ岩山はオーストラリアのエアーズロックに似ているような?・・・帰り道、中田町近辺のみ雨にヤラレタが、心身ともリフレッシュできた本日の探索であった・・・