林道ぶらりオフ車で探索

福島県の林道をぶらり探索しています。この先を進むか?撤収か?ワクワク、ドキドキの世界を楽しんでいます。クマが怖いよー!

巨大地震の爪あと~戸渡藤沼林道・決壊した藤沼湖①(須賀川市長沼)・4/2

2011年04月02日 | 中通り
まだまだ余震が続く不安と原発の終結が見えない状況、どうにもストレスがたまる一方なので、3ヶ月ぶりでぶらり林道探索へ(やっと燃料が普通に入れられた)・・・今日の郡山はまだ放射能測定値が2.17マイクロシーベルトと高いので、もちろんフルフェイスマスクを被って出動です・・・ナビによる現在地唖然呆然・・・道が無い・・・抉られ流され・・・物凄い水量と水流だったのだろう木々が根こそぎ倒され流されています・・・トラックで材木を運んでいる林業の様子、どこか懐かしいのどかなやさしいタッチの絵がかえって哀しさを増幅します・・・林道支線へショートカットで入ったが倒木で進めず・・・ぐるっと迂回して藤沼湖・・・クルマなどが湖に落ちるのを防ぐ役目の真新しいガードレールがコンクリごと落下、道が崩落している・・・以前ならまっすぐ向こう側に道が続いていたが、今はそのかけらも無い・・・ここが堰になっていてそれが決壊し、一気に大量の水が流れ出たことが想像できる・・・水は殆ど残っていない・・・水の流れた方向・・・S字に流れたのが分かる・・・横のパイプだけで繋がっている状態ガードレール・・・ぐるっと廻って反対側・・・地割れが何本もあり今でもまだ崩壊しそう・・・人工物は天災にはけっして敵わないと思う・・・このダムの決壊によりいまだに行方不明の方がいらっしゃるようです・・・合掌

大向・時ノ沢・クルミ立林道②(天栄村、白河市大信)・4/2

2011年04月02日 | 中通り
県道282号から岩瀬広域農道へ・・・途中林道大向林道に入るが残念ながら全面舗装。終点は282号T字路に戻ってしまった・・・県道を進むと突然、道が無くなった・・・地盤が弱いのか?いや、アスファルトが断層地割れしている・・・ガードレールがあるところが道があったところなのだろう・・・白っぽい法面が砂っぽい・・・パックリ割れた断層、アスファルトの割れの深さは1~2mありそう・・・岩瀬広域林道に戻り県道55号矢吹天栄線・・・左折してすぐ時ノ沢林道へ轍右側は水が流れていて走りにくいので、崖側を登って行きます・・・走行中にこんなデカイ石がころがってきたらイチコロデス・・・注意しながら進みます・・・
走行ラインを瞬時に判断しながら進みます・・・ついに地割れ地帯が現れました。また竹が道を塞いでいるのでどうやらここまででアウトです・・・砂利部分がスカスカでもろく、嵌ったら最後脱出不能でしょう・・・先まで歩き振り返ったところ・・・戻りの県道282号沿いにクルミ立林道を発見覗くことに・・・ 800mで終点、ピストン林道でした・・・
今回の大地震の影響は思ったよりひどく、さまざまなところに爪あとを残しているようです・・・家屋損壊、土砂崩れ、落石、地割れ、道路崩壊、ダム決壊など林道ぶらり探索の中で感じました・・・
また、テレビで報道された津波の脅威、この世のものとは思えません・・・被災者の方々のお見舞いと犠牲者のかたに哀悼の意を表したいと思います。
私が住んでいる福島県はまだまだ第一原発の放射能の影響を受けています。
毎日の放射能の測定値が気になり、水や空気、風向き雨など果たして大丈夫なのか?心配しながら生活しています。一日も早い収束を願っています・・・
がんばろう福島、がんばれ日本!