林道ぶらりオフ車で探索

福島県の林道をぶらり探索しています。この先を進むか?撤収か?ワクワク、ドキドキの世界を楽しんでいます。クマが怖いよー!

鉄馬たちの能登半島めぐり&黒部峡谷トロッコ電車・・・

2014年10月12日 |  石川県~富山県
今年のメインイベント能登半島一周2泊3日ツーリング・・・10月10日郡山インターそばのコンビニ7時集合・・・天気は晴れだが台風19号が沖縄付近をゆっくり低速で北上している模様・・・最終日にもしかして影響が出るかもといった感じ・・・まずはいい天気の中東北道~磐越道へ・・・西会津パーキングで休んだまではよかったが・・・その後新潟県に入った途端ポツリポツリ・・・雲行きが怪しくなってきた・・・新潟市方面は黒い雲・・・体にあたる雨が痛くなるほど激しい雨・・・新潟ジャンクションで北陸道へ・・・北陸道はトンネルが多いので中を走っているときはウェアが乾き・・・また出て濡れるの繰り返しだった・・・結局合羽を我慢し走り続けた・・・その後不思議なことに富山県に入ってからは汗ばむほどの快晴になった・・・北陸道滑川インターで降り、国道8号線沿いのドライブインで軽めので昼食・・・その駐車場で地元の若者に福島の復興の具合を尋ねられた・・・心配し応援してくれる人がここにもいるんだ・・・同じ日本人としてちょっとうれしい気持ちになった・・・氷見市の宿にはPM2時半に到着・・・チェックインには若干早いのでぶらっと能登の海沿いを北上し、いおりの道の駅まで行った・・・富山湾はどこまでも広く青かった・・・昨夜は刺身など新鮮な海の幸を堪能することが出来た・・・2日目能登半島を時計回りにスタート・・・まずは能登金剛の巌門へ・・・ここは奇岩、怪石、断崖のほかに松本清張の『ゼロの焦点』の撮影の舞台となったことでも有名らしく句碑もあった・・・景色を見ようと売店の前を通り、岩場の階段を下りようとしたとき、先に見える遊覧船からもうすぐ出航、ぜひ乗ってほしいとのアナウンス・・・タイミングの絶妙さにほだされ乗船することに・・・先客2人我々3人でトータル金5000円也・・・巌門は水深が浅く、通り抜けはできない・・・さらに北上し輪島市の白米千枚田に到着・・・千枚田は『狭い田』から名前がついたとも謂われているそうだ・・・色合いがパッとしないので田植え後か緑濃い時期が見頃なのかも知れない・・・見た目この狭さでは機械は使えなさそうなので農作業は大変そう・・・輪島から珠洲にかけて能登の塩街道には製塩所が点在していて作業中のところも横目で見えた・・・その後海の見える食堂に入りサザエの炊込みごはんを食べ・・・そしていよいよ突端の禄剛崎狼煙の道の駅へ・・・道の駅から灯台のある岬へは、なだらかだが遠いルートと距離の短い急坂のルートがあった・・・当然ツーリングでの体力温存と時間短縮のため後者のほうを選択・・・徒歩10分・・・2回ほど息を整えたのち白亜の灯台が現れた・・・青い海青い空に映えるイギリス人設計の洋風造りの歴史を感じさせる綺麗な灯台だった・・・この場所からは朝日と夕日どちらも見えるらしい・・・その後半島の右側を南下・・・次の景勝地見附島、通称『軍艦島』に着いた・・・無人島で高さが30m幅50m長さ150m・・・なぜか近くに鳴らすと幸せになれるという縁結びの鐘があった・・・ここにある意味が分からない!・・・後で知ったがこの辺の砂浜の海岸のことを『えんむすびーち』というらしい・・・次の宿への時間が無くなりそうなので能登島への橋はカット・・・ひたすら海岸沿いを走りつづけた・・・辺りも暗くなってきたせいか、ヘルメットのシールドが見づらくなってきた・・・その後スタンドで給油の時にタオルで拭いたらスッキリ見えるようになった・・・どうやら潮風の影響で塩分がへばりついて見づらくなってしまったようだ・・・その後小杉インターから北陸道に入り朝日インターまで走った・・・宿に着いたのは7時半過ぎだった・・・夜の高速はしんどかった!・・・お疲れ様・・・昨夜泊った料理旅館の越前ガニのカニみそがホントに旨かった・・・最終日は黒部峡谷宇奈月温泉駅へ・・・帰る道も長いので黒薙駅一駅片道約20分往復のトロッコ電車にすることにした・・・乗り降りにはドアがなくチェーンをはずし、またいで乗り3人横に並んで座る・・・時速約16Kで走るが横揺れが結構あり、捕まっていないと危ない・・・先頭の電気機関車が小さい・・・聞き覚えのあるガイドの声・・・電車のナレーションは女優の室井滋さんだった・・・紅葉にはまだ早かったがトロッコでの冒険気分が満喫できた・・・残念ながらつり橋を渡るサルを見ることはできなかった・・・天気に恵まれ無事帰還・・・ツーリング全行程は1250Kmだった・・・