福光Cafe

目覚めの珈琲、癒しの珈琲、希望の珈琲など淹れたての香りをのせてお届けします。

怒ってよ幼稚なマスコミを!

2009年01月10日 | 政治・経済

【政治】

国会予算委員会が始まったが、小学生以下の審議です。

「定額給付金」 首相以下閣僚がそろって、給付金を喜んでいただきますと言えば

野党は納得するのか。しかも第二次補正予算から「定額給付金」法案を外せだと。

そうすれば審議に応じるだと。身内からも声高に叫ぶ人が出ている。

行革大臣だった渡辺氏は良かったんだが。。。

そもそも「定額給付金」は、定額減税からのスタートであり、基本的には減税法案の

一つなのだ。それを集中的に攻める意図はなんなのか。

胡散臭さを感じてならない。2兆円を他のもの(困っている分野)に使ったほうが

得策だと言うが、単年度だけ予算を付けてその次の年はどうするのか。

一度予算をつけたら継続じゃなきゃおかしいという声が絶対出てくるのだ。

「定額給付金」はあくまでも単年度のスポット減税なのだ。

マスコミも野党がこう言った、首相がこう言った、困っている国民の声はこうだと、

目先の現象を伝えるのみでは、呆れてものが言えない。

http://diamond.jp/series/uesugi/10060/

【経済】

新春交歓会で、あるラーメンチェーン店の社長が述べていた。

「こういう厳しい時代こそ、王道を歩むべきだ」

確かに金融恐慌から実体経済への波及で、世界不況の様相である。

マスコミも不安ばかりをニュースとして報道しているが、「王道」とは策ではなく、

一番得意としているものを発揮し、そこから活路を見出し、成長する生き方。

日本は過去、内需で成長したためしはない。すべて外需で成長してきた。

アメリカ経済は今年から不良債権処理時代に突入する。

世界の経済の覇権はよその国に移る。その覇権国になるであろう国と連携を

日本はとるべきであり、その外需の力で成長せざるを得ない。

昔円高の時代、輸出産業は企業努力で1ドル90円でも成立つシステムにした。

今度も国の政策・企業努力と連動した形で、乗り切ってほしい。特に自動車産業。

国はもっともっと、国策として日本の得意分野の業種を育ててほしい。