二宮正治からのお知らせ 2月6日 2011-02-06 05:14:23 | 日記 本日6日の読売新聞気流欄(東京本社大阪本社両方)に私の文章が掲載されています。読んでみてください。 「女の子と歩いた」 と言う題名で、広島の宮島街道の美しさを描いています。 感想を聞かせてください。 *連載小説も今日6日の第38回分をすでに書いています。こちらの方もよろしくお願い致します。
二宮正治の短編小説 若者物語 太郎の青春日記 第38回 2011-02-06 03:29:18 | 日記 太郎の布団の中では宴会で一緒になった女性が太郎に愛撫を加えている。一向にやむ気配は無い。 太郎はくるりと女性に背を向けてみた。女性は太郎の背中をつついてこちらを向けという。 「どうすりゃいいんだ」 太郎は困惑した。 「なるようにしかならない」 こうも思った。 女性の愛撫は激しさを増す。 「太郎の口に舌を絡ませてきた」 そして、自分の手で太郎の手を自分の秘部に招き入れた。 「その部分はすでに激しく潤っていた」 女性は自分の手で太郎の手を動かして愛撫しろと言っている。太郎は女性に恥をかかせてはいけないと思い女性の言う通りにした。 かすかに女性の口から喘ぎ声が洩れた。 「好きでもない女性とこんな事をしていいものだろうか」 太郎は自分のしている事に苦しむのだった。