Seiji Ninomiya (二宮正治)

Let me tell "JAPAN NOW"

二宮正治の随筆 11月30日

2010-11-30 00:26:18 | 日記
 私は青少年のお世話をしているが、最近高齢者の女性が十代の男性にちょっかいを出す事例が急増している。
 現在の段階では、
「闇から闇」
 の状態だが、
事態は深刻である。
 さりとて、十代の少年にも恋愛の自由はある。
「誰と恋愛しようが自由である」
 我々は青少年の、
「恋愛と犯罪の区別」
 を明確につけなければいけないが、
現在の日本ではうやむやである。
「これではいけない」
 よけいに犯罪をはびこらせる原因になる。
みなさまはこの問題についてどのようにお考えになるだろうか

二宮正治の随筆 11月29日

2010-11-29 04:18:27 | 日記
 沖縄知事に仲井真氏が再選された。
「日米合意の見直しを要求する」
 これは目に見えている。現政権はどのようにして基地移転問題を解決するのだろう。
「一体誰が交渉するのだろう」
 官房長官だろうか。防衛大臣だろうか。
「はっきり言って荷が重い」
 菅総理が直に交渉するのだろうか。
「出来なかった場合、政権は終わりである」
 もう現政権は八方塞である。
菅総理は、
「支持率1%セントでも止めない」
 と言うが、それだったら起死回生の政策を国民に示すべきである。それが出来ないなら、閣僚は総辞職したほうがいい。
このままだと、
「日本が沈没する」
 私はこう思う。

二宮正治の随筆 11月28日

2010-11-28 05:55:43 | 日記
 小説を連載しましたが、いかがだったでしょうか。太郎が高校生になった小説をまとめる間、少し随筆を書かせてください。
 今トイレの神様がヒットしていますが、私にはトイレで忘れられない思い出があります。
 四十代半ばで原因不明の病にかかり、打つ手も無く死を覚悟しました。
「いつ死んでもいいように、トイレの掃除を毎日しました」
 私は心の底で、
「おれの人生も最悪だった。原因不明の難病でこの人生を終わるのか」
 こう思うとあまりの情けなさに涙も出ませんでした。
「今日まともに生きられて良かった」
 こう思って毎日トイレの掃除をしていると驚いた事に、
「難病が回復してきたのです」
 お医者さんが、
「信じられない、奇跡だ」
 と言ったのです。
まさに、
「トイレ掃除が私の難病を追い払いました」
 でも、最近はあの頃の気持を忘れまたトイレが汚くなってしまいました。
喉もと過ぎれば熱さを忘れたのです。

二宮正治の短編小説 中学生の恋日記 太郎の月曜日 第22回

2010-11-27 03:36:01 | 日記
 弘子のおかげで太郎は知り合いも増えて孤独な中学生の生活ではなくなった。それどころか、
「人も羨むような素晴らしい日々を送っていたのである」
 だが、やがてその素晴らしい生活も終わりを告げる時が来た。
「弘子との仲が悪くなったのではない」
 中学生活が終わる時が来たのである。
「卒業する時が来たのだ」
 太郎はしみじみと思った。
「ぼくの十五年の人生は、まず最初に人も羨むような素晴らしい日々が来る。だが、それは必ず悲しい別れによって終わる」
 こう自分に言い聞かせるように呟いて、ため息を吐くのだった。
「今まさにまた悲しい別れが来ようとしている」
 こう思うと切なかった。
卒業式の後、太郎は弘子に言った。
「これからもずっと一緒にいようね」
 弘子は目を潤ませて、
「うん」
 と言葉を返した。
太郎は自分の言葉が、
「あてのない言葉」
 この事を今まで自分が生きてきた人生の経験でイヤと言うほど分かっていた。だが、そう言わずにはおれなかったのである。
「新しい人生が始まる」
 こう思う事にしよう。
太郎は自分を叱咤激励するのだった。
                         完

二宮正治の短編小説 中学生の恋日記 太郎の月曜日 第21回

2010-11-26 06:56:39 | 日記
 あの出来事以来毎週月曜日になると太郎は弘子との絆が深まって行くような気がした。
「毎週月曜日が楽しいよ」
 この太郎の言葉に弘子は、
「私もよ」
 と笑顔で言葉を返した。
太郎は月曜日に弘子に会うと当時人気のあった映画解説者の淀川長治さんの真似をして、
「はい、またお会いしましたねえ」
 と言うと弘子は面白がって、
「今日の映画は」
 と合いの手を入れるのだった。
「まあ今日の映画は猿の惑星ですねえ」
 と太郎は続けた。
毎週月曜日になると、太郎と弘子との間でこんな会話が交わされたのである。
 太郎がもっとも楽しい日であった。
「ああ弘子ちゃんずっとこんな日が続けばいい」
 太郎の言葉に弘子は、
「うん・・・・・・・」
 と笑顔で答えた。

*今日11月26日は私の誕生日です。今日で57歳になりました。57歳と言うと、
「自分でも凄い感じがします。幼い頃おじいさんが57歳の時、『年寄りだなあ』と思ったからです。自分がなってみると全然そんな感じがしません。不思議なものです。
 今後もよろしくお願い致します。

 なお、本日26日は広島市安芸区矢野JR呉線矢野駅においてモンティーミヨシのコンサートが16時より開催されます。聴いてみてください。