Seiji Ninomiya (二宮正治)

Let me tell "JAPAN NOW"

現代日本人文芸:呉原百合蔵小説:次に総理の椅子に座る者は誰だ:第110回:フィクション

2017-01-31 02:13:47 | 日記

「Nさんすごいぜ。トランプ大統領がNさんの提言を聞いてあのイスラム七カ国の規制を緩めた」

 Nの仲間が感心したように呟いた。

「中東の人々の怒りは最高潮に達している。暗殺を企てる者も出てきたからなあ。トランプ氏も本当のところ怖いんだろう」

 Nのツイッターには数多くの中東の人々がフォロワーになっているのだ。

「安倍総理も大変だ。日本経済の創生を考えなければいけないし、トランプ大統領の対応もしなくてはいけない」

 Nはこう言って仲間を見た。

「とりあえず安倍総理は何をしなければいけないの」

「稲田朋美防衛大臣を売り出す事だ。マティス国防省が来日したら引き合わせて話をしてもらえばいい。稲田防衛大臣は必ずマティス国防省に気に入られると思うよ」

 Nは自信を持ってこう言った。

「ところで以前Nさんが言っていた『今年中に日本経済の回復の兆しを見せないと』この事だけどできるかな」

 仲間の言葉にNは苦笑しながら、

「おれはそのプランを持っている。聞いてくれたら説明するのだが」

 こう言ってため息をついた。


現代日本人文芸:呉原百合蔵小説:次に総理の椅子に座る者は誰だ:第109回:フィクション

2017-01-30 08:56:07 | 日記

「Nさん、トランプ大統領はあなたの言う事には必ず反応するね」

「そうね」

「この前もアメリカに来いと言っていたよね」

「昨日はNさんの壁は必要ないと言う意見に、壁は絶対必要だと反論していたね」

 みんな盛り上がっっている。

「トランプ氏は人を敵と味方に識別するね。オレの事は信用してくれている」

 Nは苦笑している。

「まあ昔からトランプ氏が無名の頃から二宮正治さんのツイッターのフォロワーだったもんね(トランプ氏のツイッターは複数)」

 Nはまた口を開いた。

「年俸を保証してくれたらオレがアメリカに行ってアメリカ経済の再生を指導してもいい。このまま行ったら待っているのは『大恐慌』これだ」

「恐慌起こされたらたまんない」

「今日本にはNさんしかトランプ氏との確実なルートはないだろう。外務省もダメだよね」

 Nはこの言葉に黙って頷いた。

日本を取り巻く環境は厳しい。


現代日本人文芸:呉原百合蔵小説:次に総理の椅子にすわる者は誰だ:第108回:フィクション

2017-01-26 05:24:24 | 日記

「自民党に人気のある代議士が出てきた」

「誰・・・・」

「千葉五区の薗浦健太郎先生だ」

「やっぱり」

「外務副大臣だよね」

「そう・・・」

 Nとその仲間は頭角を現してきた代議士の事を語っている。

「どんな人に人気があるの」

「若い女性」

「そりゃあ凄い」

「理屈じゃないからなあ。若い女性の力は凄いからなあ」

「小泉進次郎先生もうかうかしてられないね」

 Nとその仲間は新しいスターを歓迎している。

 


現代日本人文芸:呉原百合蔵小説:次に総理の椅子に座る者は誰だ:第107回:フィクション

2017-01-24 07:01:37 | 日記

「小池百合子を日本の総理に。この声が日本全国からあがっている」

「政党をもってないから苦しいよな」

「日本維新の会と組むか」

「橋下徹氏との意見が噛み合わなくなるのが目に見えている」

「自民党の次の総理候補は策が無いと短命に終わる」

 Nとその仲間は日本の将来について話し合っている。

「トランプ氏と渡り合えるのは誰だと思う」

 このNの言葉に、

「やっぱり小池百合子だな」

「早い時期に国会議員を出さないと」

「自民党の次の総理候補のお尻に火がついたよな」

「そうだ・・・・・」

 Nはフーとため息を付いた。

 


現代日本人文芸::呉原百合蔵小説次に総理の座に座る者は誰だ:第103回:フィクション

2017-01-21 06:04:59 | 日記

「Nさん、アメリカ大統領就任式でトランプ氏はNさんのフレーズを引用したよ。凄いなあ」

「おれもびっくりした」

「助けるの」

「そうしないと今のままならアメリカは大恐慌を起こすからなあ」

「安倍総理は対応できるかなあ」

「何とか助けるよ」

 Nとその仲間は必至で日米の将来を話している。

「総理候補はトランプい大統領に信用されないともたないな」

 Nの仲間がみんなを見る。

「Nさん石原伸晃氏が総理になれば助けるの」

「もちろん、毎日英語で世界発信するよ」

 みんなNの言葉に、

「ふ、ふ、ふ、ふ、」

 含み笑いをした。