二宮正治のエッセイ ３月３１日

　福島原発の報道に限らず、
「今回の東北関東大震災の報道では外国の報道機関の方が詳しく報道している」
　たとえば、
「今回福島原発で被爆した人が高血圧症などの症状を示している」
　この報道は日本ではされていない。
「日本人は知らない」
　私は外国の報道機関の放送で聞いた。
「今回の大震災の事柄を世界の人々が知っていて、日本人だけが知らない」
　こんな事があってはならない。
日本の報道機関は報道のあり方を考えて欲しい。

二宮正治のエッセイ ３月３０日

　日本政府及び日本のメディアは、
「外国のメディアが日本の事をどう伝えているか知っているのだろうか」
　私は毎日外国のメディアの報道をチェックして、これはと思う報道をツイター（twitter)で紹介している。
「一度海外に伝わった事柄をどうこうああこうと言い訳すると信用が落ちると言う生易しいものではない」
　チェックする機関が必要である。
ちなみにアメリカのホワイトハウスは、
「外国の一般市民の発言でも、重要だと判断した場合数時間で反応する」
　この事も知っておいていただきたい。
「情報がうまく伝わらない日本」
　とは大違いである。
情報の価値を知りましょう。

二宮正治のエッセイ ３月２９日

　永ちゃん（矢沢永吉）が被災地の人を元気づけようと必死である。
今回の福島原発の事故で大部分の人々が放射能の恐ろしさを頭の中では分かっていても実感として理解していない事が露呈された。
「永ちゃんは、広島生まれの広島育ちである」
　だれよりも放射能の恐ろしさを知っているのだ。
「学習して学んだのではない。焼けた広島の大地で育っているので実感として怖さを理解している」
　放射能は恐ろしい。
「現代の日本人が考えている一万倍は恐ろしいのである」
　私はあえてこの際言わせていただく。
「ノーモア。ヒロシマ」
　この精神がまったく生かされていなかった。
今対処を間違うと、将来に禍根を残す。

二宮正治のエッセイ ３月２８日

　日本政府の無策ぶりが海外の報道機関で流されている。
「今回の大災害は日本だけの問題ではない。世界は日本のすばやい復興を望んでいるのである」
　閣僚が一生懸命頑張っているのは良く分かる。
だが、
「その動きが効果的に働いているだろうか」
　残念ながら、
「ＮＯと言わざるを得ない」
　こんな時、
「菅総理が直に国民にtwiterで語りかけていただくのが一番効果があると思う」
　ご一考いただきたい。
オバマ大統領は七百万人以上のフォロワーを持っている。

二宮正治のエッセイ ３月２７日

　twitterを見ていたらエコノミストのtwitterで、
「日本のリーダーシップの危機」
　と言うのがあった。
「政権与党のリーダーシップのなさが世界に伝わったのである」
　日本は国家を再建しなければいけないが、
「それには強力なリーダーシップが必要である」
　ふさわしい人は誰だろう」
　国民は人選を急いで人を担がなければいけない。
「政党主導で決めてはよい事にはならない」
　日本の将来を担う強力なリーダーシップを持つ人を見つけ出そう。