MCS筋肉相談室

筋肉にこだわるスポーツトレーナーが綴ってます

あめんぼ

2010-11-30 00:14:16 | Weblog
アジア大会陸上競技
短距離二冠の福島選手
夏の世界選手権は
準決勝進出が目標と

彼女の走りは
上下動がなく
速いピッチでスイスイ
アメンボ走法とは
誰が名付けたか
本人の意では
「前に前に」
という意識らしい

頭の上下動なく
スイスイ走りゆく様は
日本人スプリンターに
合致した走り方なのか
とにかく素晴らしい

アイスショウ

2010-11-29 06:19:08 | Weblog
「サブイ!」と知覚すると
全身の筋肉が´キュッ`と縮み
熱を産生して寒さから体を守る
と思ったら…
キュッと筋肉が縮んだら
血液の流れが不足がちになる
末端ほど影響を強く受け
血流が乏しくなり冷える…
なのだそうだ
温活グッズを駆使して
保温に努めるのがイイ
ということ

ちょっと待って?!
挿入する足の手入れをすることで
イイ靴が生きてくる
ボディの手入れがイイほど
衣服が輝く
体を温めるには〜
熱を生産する
体の内を整えることが
最良策ではないか
筋肉の活動量を増やすこと
代謝活動を上げることなどが
保温につながるのだと思ふ
とはいえ
最も温かいはずの体幹を
薄着で冷やして´寒い`はない
あまりにも温めすぎて
外気に触れる手足の冷寒を
敏感に感じ取って´寒い´はない
末端は少々冷えている位がフツウ
そして
少々ガマンしている位がフツウ

ふっくらハギ

2010-11-28 06:29:33 | Weblog
膝下のフクラハギ
この筋肉を
下腿三頭筋という
地面の反発を
しっかり利用している
スプリンターのそれは
筋肉が発達し大きくなる
そうでないスプリンターは
スラリとしている

どっちが速く走れるかは
わからない

大きなフクラハギ筋の重さは
走動作の妨げになる~
と提唱する研究者もいるが
筋肉隆々のスプリンターは
下腿部に合致した
大腿部や体幹を有していて
バランスは整っているものだ
などと記すと
欧米人ならともかく
日本人体型に
筋肉隆々は合わない
などと
聞こえてきそうだ

アキレス腱伸ばしぃ

2010-11-27 01:44:45 | Weblog
どんなに大きな筋肉も
骨に結合する部分は
束ねられ細くなって付着する
その部分を「腱」という
フクラハギ筋をストレッチする時
「アキレス腱伸ばしぃ」
と教えられた経験はないか…
関節は筋肉の伸縮によって動く
腱は硬く伸縮性は殆どない
(伸びがイイと力が伝わらない)
筋肉の状態の善し悪しが
腱のストレスを左右する

陸上競技場内トラックを
全力疾走しているとしよう
着地時は体重比10倍の荷重
アスリートは着地時の反発を
力として利用する
地面を叩いた分の反発が力として
足首を伝い股関節まで伝わる
着地の瞬間には
アキレス腱を介してフクラハギ筋が
衝撃吸収と力伝達を担う
フクラハギの筋肉を使わず
腱がそれを担うことは困難だ
筋のストレッチは有効だが
伸びが殆ど無いと言われる腱は
ストレッチに適合しない
働きも
筋肉への伝達には重要だが
その仕事を変わることは出来ない

三つ子の魂

2010-11-26 05:50:13 | Weblog
減らない生活習慣病の対策に
更に早い時期に
リスク保有者を
ピックアップして
数値を下げさせようとする
メタボリックの現場

生活習慣は
簡単に変えられないようだし
習慣の定着には時間がかかる
楽な方には簡単に変わるが
それは大概ヨロシクない方向

真のメタボ予防は〜
修学時前の習慣が
一生の習慣とするならば
その時期が予防のタイミング
子どもがなせることではない
子どもは
親他の大人を見て真似をして
習慣を身につけるのだから
予防きく生活習慣を
代々受け継ぐような生活を
設計出来るようにするのが
大切な大人の仕事の一つである

こだわり

2010-11-25 00:04:08 | Weblog
自治体等の運動教室では
徹して基本の動きにこだわり
指導にあたっている
基本以外の運動に触れることは
ほとんどない
生活行動からアスリート仕様まで
運動も幅が広い
多くの方法が開発され
マニュアルの精度も高い
しかし
基本を蔑ろにすると以降全てが
狂ってしまうのもマニュアル
基本の勉強が不十分のまま
上位マニュアルに入ったり
仕事に就いたりすると
応用の利かない人間になり
その質まで変わってしまう

人間の身体と対話する
運動は
マニュアル通りでないことが多い
人それぞれである能力は
むしろ
マニュアル通りに
ならないことの方が
圧倒的に多いのだ
応用が利く頭がないと
真の運動指導者にはなれない

ウィン

2010-11-24 07:15:43 | Weblog
十分な練習量は
自己満足あるいは
自信を抱くための材料になる
しかしながら
練習を積んだから勝てる
という方程式はない
好タイムを出したから
勝てるということもないし
日本記録を出した実力で
勝てるものと思うと
必ずしもそうではない

これらは
イイ材料として生きるが
現場では
スタート間際まで
その時の状況に合致した
戦略を練って戦いに挑む
現場で最終局面まで
最良の挑戦状態を追い
低リスクで目標に到達する
コーチはその時まで
休む間がないのだ

ライト

2010-11-23 00:25:58 | Weblog
夕方以降の
歩行者が絡む交通事故は
多くが近めのライトだ
ということで
遠目と近目の
切り替えをコマメにして
早いタイミングで発見
事故を未然に防ごう
と~

遠目ライトは
対向車や対人に失礼と
近目にしている人が
殆どでしょう
当事者運転の車に
近目ライトが多いのは
当たり前の結果ですね

仕分けられて

2010-11-22 00:19:45 | Weblog
ウィンタースポーツの中には
予算が無いに等しい種目がある
競技種目が活動不能になる
長期計画のもと
競技生活を送る選手は大変

仕分けのメスが
官僚の畑にまで及び
厳しい裁定が下された
にも関わらず
次年度予算は
変わらぬ要求だったり
名称変えただけの
目眩ましだったり〜
国民の眼の下
国民が証人というけれども
官僚対政府で
あーでもないこーでもない
そっちが悪いあれが悪い
あいつは辞めるべきだ・・

報道には踊らされるが
同じことの繰り返しには
さすがに愛想も尽きる
そこに信頼は生まれるか
ってね?!

分析

2010-11-21 00:04:01 | Weblog
データは客観的に
走りや泳ぎを
数値で表してくれる
データを分析し
選手の強化や
レースに向けた
戦術を集めて
勝つ戦略を立てる

数値の劣る部分を
改善するのか
他部の向上を図るのか
それは
どんなレースをするのかによる

データ集積や分析はピカ一だが
強化に結び付けられない
と唱われた
かつての日本スポーツ
数値の向上に走るのではなく
各々の選手を伸ばすのに
その選手のパフォーマンス向上に
必要な要素を確認・向上するのに
データを色々な角度からみて
強化策を構築しなければならない

上手な利用で
レースの目標設定や戦略に
データは
物凄い威力を発揮する

オフのゲーム

2010-11-20 07:04:29 | Weblog
シーズンの
オン/オフは
明確にするのが
イイだろう

オフ期の
大会参加はどうする?

オフなのだから
メインとされる大会が
あるはずはない
スケジュールの中で
進行状況を
確認したりするのに
タイミング合う大会をあてる
各大会は結果にこだわらず
テーマを設けて参加する

不越線

2010-11-19 00:50:19 | Weblog
勝つことを追求し
組んだ大会に参加 のはずが
学校行事が重なり~~

大会のため学校行事は欠席
あろうことか
行事日程の変更交渉までする


体調が悪い位で休むな!!
というコーチの声
熱っぽくて学校は休んだが
夜の練習には行かなければ~
って・・・
いったいどうなってるんだ!!
学生は学校行って
学ぶのが仕事
優先順位は先ず学校

学校に向かって
誰もがモノ言える時代
心動かす
最大の武器である言葉は
上手に使わないと
とんでもない事態を引き起こす

スポーツという側面から
社会に役立つ
人間育成を目指すはずの
少年スポーツ活動も
育成等に関わる大人次第
誤った認識や
筋の通らない言行動からは
育むものはない

基本とは

2010-11-18 00:49:42 | Weblog
肘を高位に角度よく入水
それも昨今事情では
なるべく遠くに着水し
長いストロークを確保する
その為には
柔らかい肩甲骨能が必須と・・
Fmfm
肘を高く!をやめて
水面近くを低空飛行で
素早く前方入水すれば
水上処理を
格段に速くできるでしょ?!
水中は水抵抗に沿って
S字を描くようにしないで
体の縦ラインに沿って
力強くカケば
水中処理を速く行える
水の上も下も
処理速度が向上する
スピードと力
大きなパワーが生まれれば
推進力は極く向上する

物事を
基本に沿って
シンプルに考えてみると
意外な気付きがあるもの
20年も前に
S字よりもIライン!と
という話はあったのに
専門家は相手にしなかった

知らないくせに

2010-11-17 00:33:16 | Weblog
日本チームの
フィットネスコーチに就いた時
選手やコーチの一部から
スキーを知らないくせに
何がコーチだ!などと
ささやかれていた
らしい~

部外の者の言葉から
案外
得るものがあったりする
たとえ競技が異なっても
トップ選手に関わった経験には
練習環境の設定や強化策に
生かせる事柄が盛りだくさん

異文化から
学ぶ姿勢があれば
様々なヒントに
気づくことが出来る
当たり前!
と思っていた指導法も
そうでない方が
速く泳げたりするのだ^0^

決メ事

2010-11-16 00:35:08 | Weblog
チームの決め事は守ろう
学校 お家 会社 地域 …
決め事を大事にしないと
社会が乱れ人間がダメになる
躾の善し悪し
人間としての善し悪し
一般的な常識は
知っておいてほしいし
最低限のマナーは
身につけておきたい

度々スポーツ界でも
お題に挙がる常識やマナーの話
人気があったり成績が出たら
何をやってもトガメラレない
ナンテ思っている者が多い
国の威厳をデザインに配した
代表のユニフォームさえ
「カッコ悪い」などとして
ルーズネクタイに腰パンなどの
最低ファッションにしてしまう
それに対して周囲は
ケシカランという意見以外に
若者らしくてイイとか
感性を尊重などと
信じられないコメントが
飛び出す始末
考言行動の自由も
履き違えてはならない
真に強いチームや選手には
きわめて厳粛な規則がある
それをキチンと守るからこそ
強くもなり
成長するのである